約 3,582,603 件
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1003.html
第一幕 第一場 要塞の広々とした堤防。いくつかの城壁、他の要塞へ続く塔、跳ね橋などが見える。 遠くには美しい景色を望む山々を見ることができる。 昇り来る太陽が徐々にそれらを照らし、全体の情景を明るくする。 ブルーノ、センチネル (中から) 警戒せよ! 警戒せよ!夜が明けた。 ラッパが響き渡り、夜明けを告げる。 ブルーノ、兵士たち (幕が上がる) ラッパが鳴って 戦士たちをたたき起こす。 恐ろしい武器を準備し、 勝利へ向え! 稲妻にも等しい、 心の怒りが輝いたら、 スチュアードの陣営は 灰になる。 鐘の音、そして讃美歌の前奏曲が、聞こえてくる。 ブルーノ おお、クロムウェルの戦士たちよ、 精神と心の祈りを 朝の讃美歌で 神に捧げよう。 兵士たちはひざまずく。 エルビーラ、アルトゥーロ、リッカルド、ジョルジオ (城の中から) 月、太陽、星、 闇、光は 創造主に栄光を与える、 それらの言葉で。 地球、大空は、 主を称賛する。 主に栄光と栄誉を与え、 創造主に敬意を表し、 すべての人よ、 創造主の栄光を認めよう。 ブルーノ 聞こえたか? 兵士たち 聞きました。 ブルーノ 終わった。 兵士たち 終わりました。 ブルーノ、兵士たち その日を創った王のもとへ 純粋な心の賛美歌が 風に乗って昇った。 城の人々 (登場) 祝宴に! すべての人、すべての心に喜びを与え、 聖なる愛を歌おう。 祝宴に! 若者は、エルビーラを得た、 美しい乙女を、 彼女を星と呼び、 愛の女王と呼ぶ。 ああ!微笑ましい愛らしい顔は 楽園のような美しさ。 それは星のようなバラ、 それは天上の天使です。 愛を結婚に招くなら すべての心に喜びを与える。 全員去る:ブルーノは傍に立止り、リッカルドを見る。 リッカルド (独白) 今や、どこへ逃げようか? ...どこへ隠れよう 私の恐ろしい苦悩を?この歌が 私の心の苦しみの涙に響きわたる! おお、エルビーラ、エルビーラ、私の甘いため息よ 永遠に、永遠に、私はあなたを失った! 希望も愛もなく、この人生で 今や、私に残されたものは何? ブルーノ 祖国と天! リッカルド 誰の声?何と言った...そのとおり、本当だ! ブルーノ あなたの心を開きなさい 友として、慰めよう... リッカルド 無駄だ。 しかし、話そう。エルビーラについて知っていることを 父君は私に彼女の手をまかせた、 戦場に行く時に。 昨日、夜遅くに、 私の部隊とここに着き、 愛でいっぱいの気持ちで 父君の所に行ったが... ブルーノ で、何と言った? リッカルド 「エルビーラは騎士タルボに恋焦がれている。 そして、彼女の心には、父親の支配も及ばない。 」 ブルーノ 落ち着いて、友よ。 リッカルド 私の心に不意に襲って来る悲しみは 墓の中で眠る安らぎを得るしかない。 ああ!永遠にあなたを失った、 愛しの花、私の希望。 ああ!私を前進させる活力 苦しみでいっぱいです! 何年もさまよう時に 運命にできることで、 私は災いと苦しみに立ち向かう あなたの愛に望みを持って。 ブルーノ 部隊があなたを望んでいます 指揮官にと。 リッカルド 栄光の道は 私は考えられない。 ブルーノ 祖国と名誉のために あなたの心は燃えませんか? リッカルド 私は燃えている、それは私の情熱 愛、怒り ブルーノ そう!忘れましょう 希望と愛に 華やいでいた時代は。 リッカルド 平和と幸せに 恵まれた美しい夢、 おお私の運命を変える、 おお私の心を変えよる。 おお!なんと苦しいことだ この苦しみの日に 優しい愛の 甘い思い出。 ブルーノ さあ、さあ、思い出しなさい あなたの部隊とその名誉を。 そう!忘れましょう 希望と愛に 華やいでいた時代は。 リッカルド 恵まれた美しい夢、・・・ 退場 第二場 エルビーラの部屋。窓が開いている。要塞が見える。 エルビーラ おお、最愛の叔父様、私の第二のお父様! ジョルジオ どうしてそんなに悲しむのだ?抱きしめて、エルビーラ。 エルビーラ ああ!私をあなたの娘と呼んでください。 ジョルジオ おお娘よ、その名は 年老いた私の慰めと喜び、 そばで見守る愛しい時間のために、 父としての心騒ぎと 優しい涙のために この満ち満ちた喜びの日に まぶたを濡らし私の胸をあふれさせる... おお愛する娘よ、 今日、お前は花嫁になるのだ! エルビーラ 花嫁!そんな! あなたは私の胸の中で 美しく激しい炎が燃えているのを知っています。 あなたは私の望みが純粋で、 この心が無垢なのかを知っています。 震えながら生贄として 引きずられたなら いつか私は… 正気を失い- その時に 私は苦しみで死ぬでしょう! ジョルジオ そんな闇い考えは捨てなさい。 エルビーラ 死にます、ええ...花嫁なんて! ジョルジオ お前はなんと言うだろう、あの騎士が お前のものなら? エルビーラ えっ、もう一度言って、誰なの? ジョルジオ 彼だよ... エルビーラ 彼…誰? ジョルジオ アルトゥーロ! エルビーラ 本当ですか? ジョルジオ 娘よ、誓おう! エルビーラ 彼なの?アルトゥーロ? ジョルジオ アルトゥーロだ。 エルビーラ おおなんと!本当ですか? ジョルジオ そうだ、おお!この喜び、私の可愛いエルビーラ、 ああ!そうだ、この喜び。 エルビーラ おお嬉しい!おお何という!おお喜び! エルビーラ、ジョルジオ 夢ではない... おおアルトゥーロ!/おおエルビーラ! おお愛よ! エルビーラは叔父の腕の中に身をゆだねる。 ジョルジオ 泣きなさい、娘よ、私の胸で: 泣きなさい、ああ!幸せに泣くのだ。 あなたのすべての苦しみは この愛の涙に消え去るだろう。 見守ってください、慈悲深き神よ、 人のすばらしい純潔を; 天上から祝福してください この清らかなユリを。 エルビーラ ああ!悲しみに暮れていた、この心は、 喜びが勝り、 今では理解できない そう、大いなる甘美に! 私の願い通りにお父様を動かしたのは いったい何? ジョルジオ 聞きなさい。 深い夜に包まれ、 大地と空は静かで、 自然は悲しいベールに、 包まれたようだった。 悲しみをなだめる時に、 お前の祈り、お前の涙が、 私を包み込み、そう、魂が 父を動かしたのだ。 エルビーラ ああ!私の慰め! ジョルジオ 私は切り出した:「兄上」、 もう話せなかった。 そして彼の手を濡らした 声を押し殺し。 そして私はうめくように続けた: 「天使のようなあなたのエルビーラは 勇敢なアルトゥールに恋焦がれている。 他の人と結婚するならば... 哀れな娘は、死ぬでしょう! 」 エルビーラ おお、慈悲の天使が 私のために降りてきてくださった! そして、お父様は? ジョルジオ 沈黙を続けた... エルビーラ それで? ジョルジオ 彼は言った:「リッカルドは 私の約束を求めそして得た... 彼は私の娘を得るだろう!」 エルビーラ ああ!聞くだけで動悸が! お父様も? ジョルジオ 「哀れな娘は」、 繰り返した「死んでしまう」と! 「ああ、生きるのだ!」そして彼は私に言った、 そして、私を心から抱きしめた。 「エルビーラの幸福も、 幸せな愛も。 」 遠くで、角笛の音が聞こえる。 エルビーラ おや?...何の音でしょう? ジョルジオ 聞いてごらん! それは、武装した者の合図だ。 兵士たち (要塞の外で) 勇敢で高貴な伯爵が到着。 ジョルジオ 聞こえるか? エルビーラ 黙って。 兵士たち アルトゥーロタルボ様! ジョルジオ ああ!言わなかったか? エルビーラ ああ、我慢できない! ジョルジオ ほら!落ち着きなさい! 兵士たち 騎士殿! エルビーラ (ジョルジオを抱きしめ) ああ!お父さん! 兵士たち アルトゥーロ卿に橋を渡せ。 真の戦士に陣営を開けろ。 エルビーラ そのお名前、私の幸せ、 自分の心をただ信じます。 大いなる喜び、おお神よ、恐れ多い、 立っていられません! ジョルジオ その声、愛しい名前、 お前の心を信じなさい! この運命の日 すべての喜びの前触れを。 兵士たち、城の人々 騎士アルトゥーロを 馬上でも愛でも 乙女たちと戦士たちは 祝福し、称えます。 エルビーラ 聞こえますか? ジョルジオ 報われたか? エルビーラ 十分に。 ジョルジオ その叫び声は喜びと名誉を聞くだろう。 エルビーラ 彼らは称えます! 聞こえますか? そのお名前、私の幸せ、・・・ ジョルジオ その声、愛しい名前、・・・ 第三場 武器庫。右側からアルトゥーロ卿が何人かの侍従と小姓を連れて出てくる、そこにはさまざまな結婚式の贈り物が運ばれ、その中には豪華な白いベールが見える。エルビーラ、ヴァルトン、ジョルジオ大佐が左側から出てくる、乙女らが城の人々と一緒に、飾られた花輪を列になって運んでいる。舞台の下からブルーノに率いられた兵士たちが現れる。 城の人々、 アルトゥーロに名誉を、エルビーラに名誉を。 愛が美と勇気を結びつける! 城の男たち 彼女は清らかなバラ、 春のように美しい。 夜の星のように 心に安らぎと愛をもたらす! 城の人々、 美しい彼は騎士の中で、 森の中の杉のよう: 戦いの中では彼は嵐のように、 馬上と愛の覇者です。 アルトゥーロ 愛するあなたのもとへ、愛は時々 ひそかに涙する、私を導いた。 今はあなたのもとへ私を導く、 喜びと歓喜に包まれて。 エルビーラ おお嬉しい! アルトゥーロ ああ、私の愛しい人! エルビーラ ああ!私のアルトゥーロ!今私はあなたのもの! アルトゥーロ ああ、私のエルビーラ、そう、あなたは私のもの! ジョルジオ、ヴァルトン この夜明けが 決して陰ることなく、悲しみはおとずれ。 聖なる炎があなたにあるように、 安らぎと喜びを! 城の人々 天は私の誓いに微笑み、 たくさんの愛を祝福する。 アルトゥーロ 輝けるこのような素晴らしい時に、 苦しみを覚えているなら、 私の喜びは倍になり、 愛のときめきは私にとってより愛しい。 ジョルジオ、ヴァルトン この夜明けが決して陰ることなく、・・・ 城の人々 天よ、私の誓いに微笑みたまえ、・・・ ヴァルトン 8月の儀式に私は出席しない。 (アルトゥーロに) この書類があれば お前たちは教会まで自由に到着できる。 (ジョルジオに) お前は彼らと同行しろ。 エンリチェッタは、ブルーノと一緒に出掛けなさい おお、高貴なお方、 イングランド国教会議会が あなたを招集しています:私はあなたを護ります。 エンリケッタ (自分自身に) ああ、何という! (ヴァルトンに) そして、何を望んでいるの? (自分自身に) 私の希望は死んだ! ヴァルトン 私にふさわしいのは 服従と沈黙だけ。他のことは許されない。 アルトゥーロ (傍のジョルジオへ) スチュアード家の方ですか? ジョルジオ 彼女は囚人で、 何か月もの間、誰にも信じられていた スチュアード家の同士で使者という 嘘の名前で。 アルトゥーロ (エンリケッタを哀れに見て) 神よ!聞いてくれ! 彼女の運命は決まった:それは絶望的だ。 おお不運な! エンリケッタ (アルトゥーロに気づく) 何と哀れな表情! ヴァルトン おお、子供たちよ!結婚式を、豪華な祝宴を それぞれ準備しなさい。ウェディングドレスを着るために 娘よ、行きなさい。 (少女たちに) あなたたちも。 (ブルーノに) 壁の外で私の馬の準備ができている。 (エンリケッタに) 私たちは急いで出発することにする。 (子供たちに) 天が結びつけるだろう、愛し合う二人を。 ヴァルトンは衛兵とともに去る。ジョルジオとエルビーラは乙女たちとで出ていく。アルトゥーロの去っていく様子を、皆は消え去るのを確認するように、注意深く見ている。 エンリケッタ (アルトゥーロを注意深く見ながら) 悲しみと苦しみがあなたの顔に! (少し沈黙した後で) 騎士殿! アルトゥーロ 私に任せてください、 助言、支援、力が必要な時は! エンリケッタ あなたの身の上が私と同じ危険にさらされても? アルトゥーロ ああ!貴いお方...神よ、何が怖いものか? エンリケッタ もうすぐ私は消えてしまう!それなのにあなたは震えている! アルトゥーロ あなたのために、私のために、死んだ私の父のために、 スチュアード家を支えながら。 エンリケッタ ああ! アルトゥーロ 一体、あなたはどなたですか? ああ!あなたが誰であろうと、私はあなたを救いたい。 エンリケッタ もう遅いわ! エンリコの娘、カルロの花嫁、 私も同じような運命をたどります。 アルトゥーロ (ひざまずき) ああ!貴女は、女王様! エンリケッタ そうです...私は死を待っているのです! アルトゥーロ どうか、お静かに、お願いです! 城壁の外に、誰にも見つからず 安全な方法でお連れします。 行きましょう、ここから行きましょう。 エンリケッタ ここから、ここから処刑場へ! 希望への道は、アルトゥーロ、ないのです。 アルトゥーロ いいえ、女王様。 エンリケッタ いいえ、ああ!希望はないのです。 アルトゥーロ いいえ、女王様、私はまだ希望を持っています: 貴女を救い、一緒に逃げます。 エンリケッタ おやめなさい、考えなおしなさい、 考えなさい、アルトゥーロ、あなたの危険を、 考えなさい、アルトゥーロ、あなたの宝、エルビーラのことを 彼女は神聖な祭壇であなたを待っています! アルトゥーロ ああ!おやめください、お願いです! エンリケッタ 行ってください! アルトゥーロ ああ!おやめください、お願いです! 私の愛する彼女について話さないでください。 私の勇気を奪わないでください。 あなたは助かり、不幸にも、 私は死に出会うだろう。 そして、私の愛する清らかな彼女の名を 呼びながら、私は死にます。 エンリケッタ 考えなさい、アルトゥーロ、あなたの危険を! アルトゥーロ いやです! エンリケッタ エルビーラのことを考えなさい、 神聖な祭壇であなたを待っている! アルトゥーロ ああ!やめて! エンリケッタ 考えなさい、アルトゥーロ、あなたの危険について・・・ アルトゥーロ いやだ!私の愛する彼女について話さないで、・・・ エルビーラ (中から) ああ!はい! エルビーラとジョルジオが登場。彼女は頭にバラを冠し、首に美しい真珠のネックレスを飾っている。彼女は壮麗な結婚式が行われるのを待ち望んでいるように見える。アルトゥーロからもらった華麗な白いベールを手に持って現れる。 私は愛らしい乙女 花嫁になるの。 清らかで慎ましやかな 四月のユリのよう。 私の髪には あなたのバラが巻かれて; 私の優しい胸には あなたの宝石が飾られて。 エンリケッタ、アルトゥーロ 彼女の無邪気さを見ていると、 その時私には月が 夜の雲の中に 現れるのが見える。 ジョルジオ 彼女の歌を聞いていると 鶯のように思え、 それは最初の夜明けに教える 愛のため息。 エルビーラ 清らかで慎ましやかな 四月のユリのように、 純白です、はい、そう、そう! 私は愛らしい乙女、・・・ エルビーラ、アルトゥーロ、ジョルジオ 私には歌声は鶯のように思え、 はい、私には、そう、そう、そう! 彼女の無邪気さを見ていると、・・・ エルビーラ (エンリケッタに) 奥様、あなたが私を愛しているのが本当なら... エンリケッタ おっしゃって、優しい人よ、何を望んでいるの? エルビーラ 暁の星のように 私を美しくし輝かせたいの: このやわらかな髪に巻いて 私を愛らしくしてください。 エンリケッタ はい、あなた頼みをお手伝いしましょう 愛しい乙女よ、私は喜んで、 あなた頼みをお手伝いします、 4月の真の女神よ。 エルビーラ 試してみたいのです、 ほら!無邪気にも 新しい形のベールを あなたの優しい頭の上で。 アルトゥーロ 彼女は命の翼を広げ 今すぐ飛び始めるため ああ!すまないが、 簡単に少しだけ 彼女の頼みを手伝ってください。 彼女の無邪気さを見ていると、 その時私には月が 夜の雲の中に、 現れるのが見える。 ジョルジオ ああ!すまないが、 簡単に少しだけ 彼女の頼みを手伝ってください。 彼女の無邪気さを見ていると、 その時私には月が 夜の雲の中に、 現れるのが見える。 エルビーラ、エンリケッタ、アルトゥーロ、ジョルジオ そう、はい、そうです! (エルビーラはベールをエンリチェッタの頭に置く。) エルビーラ おお美しい、あなたを覆う、 巻き髪の環、 美しいベール包まれて 私を隠そうとする。 こっそり隠れるように 神のベールを着けて 今やあなたは花嫁のように見える 祭壇に向かう。 エンリケッタ (自分自身に) ベールの内なら、 少なくとも隠すことができる 不安や、動揺や、 私の心の苦悩を! ああ!主よ、慈悲深き神よ、 お願いを取り上げていただくよう あなたにお祈りを捧げます! アルトゥーロ (自分自身に) おお、そのベールが 彼女の巻き髪を隠すときに 神の輝きが見える 希望への閃光の。 ああ!主よ、慈悲深き神よ、 私のお願いをきいてくださるよう お救いください! ジョルジオ ベールをまとったエルビーラは そよ風の装い、 海の上の虹、 花を膝に抱く女神。 微笑む、最愛の人、神よ 彼女の願いがバラ色に、 そして皆の喜びを見ることができるように。 ヴァルトン、城の人々 (中から) エルビーラ様、エルビーラ様、お時間です、お支度を! エルビーラ あ!父上がお怒りかも 私は自分の部屋に戻ります。 エンリケッタ (自分自身に) ベールの内に隠れて、・・・ アルトゥーロ (自分自身に) ああ!主よ、慈悲深き神よ、・・・ ジョルジオ ああ!あなたは部屋に戻りなさい。 彼女はあなたに誠実な人でしょう ベールで着飾ってくれる。 ヴァルトン、城の人々 (中から) エルビーラ様、エルビーラ様、お時間です、お支度を! エルビーラ ああ!後ほど、誠実な方、 あなたはベールを着ける、ああ! 私にベールを着ける。 エンリケッタ (自分自身に) ああ!主よ、慈悲深き神よ、・・・ アルトゥーロ (自分自身に、そしてエルビーラへ) ああ!主よ、慈悲深き神よ、 お願いを取り上げていただくよう 悲痛なお祈りを あなたに捧げます、 お救いください。 あなたの忠実な人でしょう ベールで着飾ってくれる、・・・ ジョルジオ ああ!あなたは部屋に戻りなさい、・・・ (エルビーラはジョルジオと一緒に去る。) エンリケッタ 幸せな乙女の頭上には 純白のベールがふさわしい、 もう私には... (ベールを外そうとする) アルトゥーロ 待ってください! 天の恵みは明らかです!こうやって包まれていれば 警備の見張りを欺けます! 私の花嫁のように見えるでしょう。 おいでください。 エンリケッタ 何を言うのです? あなたは破滅に、邪悪な運命に向かいます! アルトゥーロ (無理やり出ていくように彼女の手をつかむ) 来て、ああ、こちらへ、お願いです...死中からお救いします。 リッカルド (剣を抜いて) 止まれ! 無駄だ、誘拐するふりをしても無駄だ 私が持っている地上で一番のものを! 無駄だ!無駄だ!やめろ! ここで私はあなたに命をかけて戦いを挑む、 震える、ああ!私の剣が震える! アルトゥーロ 軽蔑するぞ、無謀だ、お前の怒りは; 命をかけた挑戦を受けよう! 来い、さあ、来い! お前の胸の中にこの剣を 刀の柄まで突っ立てやる。 いや、お前など恐れていない、軽蔑するぞ、無謀だ。 お前の命をかけた挑戦を受けてやる、 お前の怒りなど恐れるものか。 エンリケッタ 二人とも待ちなさい。落ち着いて、ああ!落ち着いて; 私のために血を、ああ、流さないで! リッカルド 行け、離れろ! アルトゥーロ ああ!天よ、何をする? エンリケッタ (覆いを取り、彼らの真ん中に身を投げる) いいえ、待ちなさい。 私のために血を、ああ、流してはいけません! アルトゥーロ ああ!何をするのだ? リッカルド (驚いて) 女囚人! エンリケッタ そうです。 アルトゥーロ 来い... お前の腐敗した声を さあ、剣で示せ。 リッカルド (冷静に) いや、彼女といっしょに無事で行け。 アルトゥーロ 彼女と?本当に? エンリケッタ なんて素晴らしい! リッカルド もう行くことを止めはしない。 エンリケッタ 夢かしら? アルトゥーロ 行こう、行きましょう。 リッカルド 出て行け。 アルトゥーロ 行きましょう。 リッカルド (自分自身に) 愚か者よ! アルトゥーロ (自分自身に) さようなら、エルビーラよ、 さようなら、最愛の人。 城の人々 (中から) 教会に行きましょう 祝宴に行こう! アルトゥーロ ああ!出発しよう...人が近づいて来る。 リッカルド はい、行きなさい...神はそれを望んでいます。 城の人々 (中から) 祝宴だ! アルトゥーロ 私たちが城壁を越える前に しゃべるのか? リッカルド いいえ、あなたを護ります。 アルトゥーロ それでは、誓おう。 リッカルド よし、誓おう。 エンリケッタ、アルトゥーロ さようなら。 リッカルド さようなら。 アルトゥーロ ああ!私のエルビーラ、私は遠くで苦境に立つ そう、私はあなたを愛していたようにずっと愛します。 エンリケッタ ああ!はい、息子のもとに行きます。 リッカルド そう、祖国を、愛を、あなたは失うでしょう、 あなたの人生は苦難の海になるだろう。 エンリケッタとアルトゥーロは去る。 リッカルド (遠くを見ながら) 彼はすでに橋に、砦を通り過ぎ、 彼は門を抜けて、すでに去っていった。 (エルビーラ、ジョルジオ、ヴァルトン、ブルーノ、城の人々が並んでいる。) エルビーラ アルトゥーロはどこ? リッカルド 彼はここにいた。 エルビーラ、ジョルジオ、ヴァルトン どこにいる、アルトゥーロ? 城の人々 アルトゥーロ!アルトゥーロ! ジョルジオ、ヴァルトン どこだ? ブルーノ 彼はここを去った。 ジョルジオ、ヴァルトン 去った? 城の人々 去ってしまった! ジョルジオ すでに城壁の外に。 エルビーラ、城の女たち あそこの平原に。 ジョルジオ、城の男たち あの囚人女! エルビーラ、城の女たち 罪を犯した使者! ジョルジオ、城の男たち 卑怯な騎士といっしょに! 城の人々 それぞれが軍馬にまたがり 拍車をかけ、それを飛び越えて! エルビーラ ああ! リッカルド、ジョルジオ 兵士たちよ、追え、銅鑼を鳴らせ、 武器を取れ、追え、飛べ。 二人の裏切り者の髪の毛を引っ捕らえろ! 城の男たち 武器を取れ!武器を! 城の人々 裏切り者を追え。 ブルーノ、リッカルド、ジョルジオ、ヴァルトン 兵士たちよ、追え、銅鑼を鳴らせ、 二人の裏切り者の髪を捕らえるのだ。 城の人々 武器を取れ!武器を! 二人の裏切り者の髪を引っ捕らえろ! エルビーラ ああ!ああ!ああ! リッカルド、ヴァルトン ああ!この胸に 毒が注がれる 怒りと愛の! ジョルジオ 銅鑼を鳴らせ、 二人の裏切り者の髪を捕らえるのだ。 城の人々 天よ! エルビーラ (苦しそうに) アルトゥーロの婦人は白いベールに包まれている 彼女を見るとため息がでるー 彼女は花嫁と呼ぶ。 エルビーラが婚約者なの? 私はエルビーラではないの? あの婦人が? 城の人々 哀れな乙女は蒼白で 動けず、生気がない。 天よ! エルビーラ アルトゥーロ! 城の人々 天よ! エルビーラ ああ! 城の人々 エルビーラ!何を言うの? エルビーラ 私はエルビーラ!違う、違う! 城の人々 目を覚まして、エルビーラ。 気が狂ってしまう、狂ってしまう。 悲しみに死んでしまう! エルビーラ (狂乱の中で、アルトゥーロが見えると信じている) アルトゥーロ、戻ってきたの?もっとそばに...もっと... ああ!来て、ああ!来てちょうだい。 おお!教会に来て、誠実なアルトゥーロ、 永遠の忠誠を、私の愛しい、あなたに誓います! 今日のような純粋な、 心をいつも私は持っています。 あ!来てください、あなたといっしょに恋に生きます、 愛に死ぬでしょう。 城の人々 天よ、慈悲を! リッカルド おお私の魂はどれほど悲しく苦しいのか 罪のない人々の鳴き声が聞こえる! ジョルジオ おお私の魂はどれほど悲しく苦しいのか おお裏切り者はどれほど不実なことをするのだ! エルビーラ 嬉しい!ああ!愛しい人!私のところへ来て! ブルーノ、城の人々 どれほど私の魂は悲しく苦しいのだ! リッカルド、ジョルジオ 裏切り者にはいつも邪悪がつきまとい、 多くの苦痛にこの心を放り出す。 エルビーラ ああ!教会に来て、誠実なアルトゥーロ、・・・ 城の男たち おお私の心はどれほど苦しいのだ、 罪のない人々の鳴き声が聞こえる! 裏切り者はどれほど容赦ないのだ 多くの苦痛にこの心を放り出す。 城の女たち 祭壇を信じ、アルトゥーロに誓って、 彼女は信頼し、彼は偽証します 彼女は純粋で、彼は裏切り者です! 哀れな娘は愛に死ぬでしょう。 ああ裏切り者よ! エルビーラ ああ!来て、急いで、アルトゥーロ。 あ!さあ、ああ!私のもとへ。 あ!来て、アルトゥーロ、恋に生きて、 私は愛に死ぬ、・・・ リッカルド おお私の魂はどれほど悲しく苦しいのか、 罪のない人々の鳴き声が聞こえる! おお裏切り者はどれほど容赦ないのだ! そう、彼女を見つめるほど、より深い悲しみを感じる、 そして心の中で愛に灯がともると、 炎が燃え上がり怒りに震え上がる、 私をよく救ってくれる人々に! ジョルジオ 慈悲の神よ、あなたに私の命を差し出します 無実の証に役立つならば。 純粋な心に慈悲深くあれ。 そう、私の哀れで深い祈り 苦しみにため息をついて 神よ、慈悲深き、心を癒す、主よ、 残忍な犠牲になった乙女のために! 城の女たち 祭壇を信じ、アルトゥーロに誓って、 彼女は信頼し、彼は偽証します 彼女は純粋で、彼は裏切り者です! 哀れな娘は愛に死んでしまう。 城の男たち おお私の魂はどれほど悲しく苦しいのか、 罪のない人々の鳴き声が聞こえる! 裏切り者はどれほど容赦ないのだ その心を多くの苦痛にさせてしまう! 哀れな娘は愛に死ぬでしょう。 エルビーラ (逃げるアルトゥーロに会おうとするように動き) でも、もう私から逃げてしまったの?残酷な、見放した こんなに愛していた私を!ああ、残酷な! 城の人々 ああ!ひどい災い! 城の男たち ああ!嘆きと苦しみ! エルビーラ なんて強烈な熱が 私を殺す ああ!何の炎だ、 ああ、何の怒りが私を燃やす! 邪悪な亡霊、 散らばって逃げ、 大きな怒りで 心を八つ裂きにする! 城の人々 ああ!嘆きと苦しみ!ああ! ああ苦しい!彼女は純粋です! そう美しく、そう純粋、 天の創造物! ああ!復讐する! ああ!苦しい! ああ!彼女は呪われて、 そう、罪を犯した二人、そう、娘は復讐するでしょう、 逃げる二人は呪われるだろう 復讐は邪悪な裏切り者に落ちる、そうだ! 家もなく、逃亡者が集まる浜辺もない! 天への憎しみ、生への憎しみ 風に打たれて、 恐ろしい嵐を、嫌っても 彼らの頭を置くところはない。 放浪者の嘆き 恐ろしい戦では、 天と地で、 海、万物、 すべてののろい、 生きていても死んでも、 彼らの運命は不滅だ、 苦しみは永遠です。 ATTO PRIMO QUADRO PRIMO Spazioso terrapieno nella fortezza. Si veggono alcune cinte, torri ad altre specie di fortificazioni, con ponti levatoi, ecc. Da lontano si scorgono montagne, che fanno bellissima veduta; mentre il sole che nasce, va gradatamente illuminandole, siccome poi rischiara tutta la scena. BRUNO, SENTINELLE di dentro All erta! All erta! L alba apparì. La tromba rimbomba, nunzio del dì. BRUNO, SOLDATI sulla scena Quando la tromba squilla Ratto il guerrier si desta L arme trememde appresta, Alla vittoria va! Pari del ferro al lampo, Se l ira in core sfavilla, Degli Stuardi il campo In cenere cadrà. Odesi un suono di campana, poi un preludio di armonia religiosa. BRUNO O di Cromwell guerrieri Pieghiam la mente e il cor A mattutini cantici Sacri al divin Fattor. I soldati s inginocchiano. ELVIRA, ARTURO, RICCARO, GIORGIO di dentro il castello La luna, il sol, le stelle, Le tenebre, il fulgor, Dan gloria al Creator In lor favelle. La terra e i firmamenti Esaltano il Signor. A lui dien laudi e onore, Onor al Creator, Tutte le genti, Iden gloria al Creator. BRUNO Udesti? SOLDATI Udii. BRUNO Finì. SOLDATI Finì. BRUNO, SOLDATI Al re che fece il dì L inno dei puri cor Salì su venti. CASTELLANI, CASTELLANE escono A festa! A tutti, a tutti rida il cor, Cantate un santo amor. A festa! Garzon, che mira Elvira, Sì bella verginella, L appella la sua stella, Regina dell amor. Ah! È il riso e il caro viso Beltà di paradiso; È rosa sul suo stel, È un angiolo del ciel. Se a nozze invita amor A tutti rida il cor. Tutti partono Bruno si ferma in disparte, vedendo Riccardo. RICCARDO a se Or dove fuggo mai? ... Dove mai celo Gli orrendi affanni miei? Come quei canti Mi risuonano all alma amari pianti! O Elvira, Elvira, o mio sospir soave, Per sempre, per sempre, io ti perdei! Senza speme ed amor, in questa vita Or che rimane a me? BRUNO La patria e il cielo! RICCARO Qual voce? Che dicesti ... È vero, è vero! BRUNO Apri il tuo core intero All amistà, n avrai conforto ... RICCARO È vano. Ma pur t appagherò. Sai che d Elvira Il gentior m acconsentia la mano, Quando al campo volai. Ieri, alla tarda sera, Qui giunto con mia schiera, Pien d amorosa idea Vo al padre ... BRUNO Ed ei dicea? RICCARDO "Sospira Elvira a Talbo cavaliero, E sovra il cor non v ha paterno impero." BRUNO Ti calma, amico. RICCARDO Il duol che al cor mi piomba Sol calma avrà nel sonno della tomba. Ah! Per sempre io ti perdei, Fior d amore, o mia speranza; Ah! La vita che m avanza Sarà piena di dolor! Quando errai per anni ed anni In poter della ventura, Io sfidai sciagura e affanni Nella speme del tuo amor. BRUNO T appellan le schiere A lor condottier. RICCARDO Di gloria il sentiero M è chiuso al pensier. BRUNO A patria ed onore Non arde il tuo cor? RICCARDO Io ardo, e il mio ardore È amore, è furor. BRUNO Deh! Poni in obblio L età che fioriva Di speme e d amor. RICCARDO Bel sogno beato Di pace e contento, O cangia il mio fato, O cangia il mio cor. Oh! Come è tormento Nel dì del dolore La dolce memoria D un tenero amor. BRUNO Vien, vieni, ricorda La patria e l onor; Deh! Poni in obblio L età che fioriva Di speme e d amor. RICCARDO Bel sogno beato, ecc. Partono. QUADRO SECONDO Stanze d Elvira. Le finestre sono aperte. Si vedono le fortificazioni. ELVIRA O amato zio, mio secondo padre! GIORGIO Perchè mesta così? M abbraccia, Elvira. ELVIRA Ah! chiamarmi tua figlia. GIORGIO O figlia, o nome Che la vecchiezza mia consola e alletta, Pel dolce tempo ch io ti veglio accanto, Pel palpitar del mio paterno core E pel soave pianto Che in questo giorno d allegrezza pieno Piove dal ciglio ad inondarmi il seno ... O figlia mia diletta, Oggi sposa sarai! ELVIRA Sposa! No, mai! Sai com arde in petto mio Bella fiamma onnipossente; Sai che puro è il mio desio, Che innocente è questo core. Se tremante all ara innante Strascinata Un dì sarò ... Forsennata - In quell istante Di dolore io morirò! GIORGIO Scaccia omai pensier si nero. ELVIRA Morir, sì ... sposa, non mai! GIORGIO Che dirai se il cavaliero Qui vedrai, se tuo sarà? ELVIRA Ciel! ripeti, chi verrà? GIORGIO Egli stesso ... ELVIRA Egli ... Chi? GIORGIO Arturo! ELVIRA E fia vero? GIORGIO O figlia, il giuro! ELVIRA Egli? Arturo? GIORGIO Arturo. ELVIRA O ciel! E fia vero? GIORGIO Sì, oh! sì t allegra, mia buona Elvira, Ah! sì, t allegra. ELVIRA O gioia! O gioia! O gioia! ELVIRA, GIORGIO Non è sogno ... O Arturo!/O Elvira! O amor! Elvira s abbandona fra le braccia dello zio. GIORGIO Piangi, o figlia, sul mio seno Piangi, ah! piangi di contento. Ti cancelli ogni tormento Questa lacrima d amor. E tu mira, o Dio pietoso, L innocenza in uman velo; Benedici tu dal cielo Questo giglio di candor. ELVIRA Ah! quest alma, al duolo avvezza, È sì vinta dal gioire, Che ormai non può capir Sì gran dolcezza! Chi mosse a miei desir Il genitor? GIORGIO Ascolta. Sorgea la notte folta, Tacea la terra e il cielo, Parea natura avvolta, Avvotla in mesto vel. L ora propizia ai miseri, Il tuo pregar, tue lacrime, M avvalorar sì l anima Che volo al genitor. ELVIRA Oh! mio consolator! GIORGIO Io cominciai "Germano", Ne più potei parlar; Allor bagnai sua mano D un muto lagrimar. Poi ripigliai tra gemiti "L angelica tua Elvira Pel prode Artur sospira; Se ad altre nozze andrà ... Misera, perirà!" ELVIRA O angiol di pietà Sceso dal ciel per me! E il padre? GIORGIO Ognor tacea ... ELVIRA E poi? GIORGIO Ei dicea "Riccardo Chiese e ottenea mia fede ... Ei la mia figlia avrà!" ELVIRA Ciel! Solo a udirti io palpito! E tu? GIORGIO "La figlia misera", Io ripetea, "morrà"! "Ah, viva!" ei mi dicea, E stringemi al cor. "Sia Elvira felice, Sia lieta d amor." Odesi in lontananza un suono di corni da caccia. ELVIRA Odi ... qual suon si desta? GIORGIO Ascoltiam! È il segnal di gente d arme. SOLDATI fuori della fortezza Vieni il prode e nobil conte. GIORGIO Senti? ELVIRA Taci. SOLDATI Arturo Talbo! GIORGIO Ah! non tel dissi? ELVIRA Ah, non resisto! GIORGIO Deh! ti calma! SOLDATI Cavalier! ELVIRA abbracciando Giorgio Ah! padre mio! SOLDATI Lord Arturo varchi in ponte. Fate campo al pro guerriero. ELVIRA A quel nome, al mio contento, Al mio core io credo appena. Tanta gioia, o Dio, pavento, Non ho lena a sostener! GIORGIO A quel suono, al nome amato, Al tuo core or presta fede! Questo giorno venturato D ogni gioia sia forier. SOLDATI, CASTELLANI, CASTELLANE Ad Arturo de cavalier In giostra e amore Le donzelle ed i guerrieri Fanno festa e fanno onor. ELVIRA Senti? GIORGIO Sei paga? ELVIRA Appieno. GIORGIO Le grida ascolta di gioia e onore. ELVIRA Gli fanno onor! Lo senti? A quel nome, al mio contento, ecc. GIORGIO A quel suono, al nome amato, ecc. QUADRO TERZO Sala d arme. Dal lato desto esce Lord Arturo con alcuni scuderi e paggi, i quali recano vari doni nuziali, e fra questi si vedrà un magnifico velo bianco. Dal lato sinistro escono Elvira, Valton, Sir Giorgio, damigelle con castellani e castellane, portano festoni di fiorni; che intracciano alle colonne. Dal fondo della scena escono i soldati guidati da Bruno. CASTELLANI, CASTELLANE Ad Arturo onore, ad Elvira onore. Amor unisca beltà e valor! CASTELLANE Rosa ell è di verginelle, Bella al par di primavera; Come l astro della sera Spira all alma pace e amor! CASTELLANI, CASTELLANE Bello egli è tra cavalieri, Com è il cedro alla foresta In battaglia egli è tempesta, È campione in giostra e amor. ARTURO A te, o cara, amor talora Mi guidò furtivo e in pianto; Or mi guida a te d accanto Tra la gioia e l esultar. ELVIRA O contento! ARTURO Ah, mio bene! ELVIRA Ah! mio Arturo! Or son tua! ARTURO Ah, Elvira mia, sì, mia tu sei! GIORGIO, VALTON Senza occaso quest aurora Mai null ombra, o duol vi dia, Santa in voi la fiamma sia, Pace ogno v allieti il cor! CASTELLANI, CASTELLANE Cielo arridi a voti miei, Benedici a tanto amor. ARTURO Al brillar di sì bell ora, Se rammento il mio tormento Si raddoppia il mio contento, M è più caro il palpitar d amor. GIORGIO, VALTON Senza occaso quest aurora, ecc CASTELLANI, CASTELLANE Cielo arridi a voti miei, ecc. VALTON Il rito augusto si compia senza me. ad Arturo Mercè di questo foglio Voi sino al tempio libero passo avrete. a Giorgio Tu gli accompagnerai. ad Enrichetta, che esce accompaniata da Bruno O, nobil dama, L alto Anglican sovrano Parlamento Ti chiama al suo cospetto io ti son scorta. ENRICHETTA a se Ahimè, che sento! a Valton E che si vuol da me? a se Mia speme è morta! VALTON A me s addice Obbedir e tacer. Altro non lice. ARTURO a Giorgio in disparte È de Stuardi amica? GIORGIO È prigioniera Da moltre lune, e fu da ognun creduta Amica de Stuardi e messaggiera Sotto mentito nome. ARTURO guardando pietosamente Enrichetta O Dio! Che ascolto! Deciso è il suo fato essa è perduta. O sventurata! ENRICHETTA accorgendosi d Arturo Qual pietade in quel volto! VALTON Oh, figli! al rito, alle pompose feste S appresti ognun. La nunziale veste Va, o diletta, a indossar. alle damigelle Ite voi seco. a Bruno Fuori del vallo i miei destrier sian presti. ad Enrichetta La nostra andata c è forza d affrettar. ai figli Com io v unisca il cielo, o coppia amata. Valton parte colle guardie Giorgio ed Elvira partono colle damigelle. Arturo fa sembiante di partire, ma guarda attentamente all intorno, quasi per assicurarsi che tutti sono andati. ENRICHETTA guardando attentamente Arturo Pietà e dolore ha in fronte! dopo un poco di silenzio Cavalier! ARTURO Se t è d uopo di consiglio, Di soccorso, d aita, in me t affida! ENRICHETTA Se mi stesse sul capo alto periglio? ARTURO Ah! parla ... O Dio! che temi? ENRICHETTA Brev ora e sarò spenta! Ma tu fremi! ARTURO Per te, per me, pel padre mio che spento Cadea fido ai Stuardi. ENRICHETTA Ah! ARTURO Ma tu chi sei? Ah! chi tu sii, ti vo salvar. ENRICHETTA È tardi! Figlia a Enrico, a Carlo sposa, Pari ad essi avrò la sorte. ARTURO s ingiocchia Ah! tu, regina! ENRICHETTA Sì ... Attendo morte! ARTURO Taci, taci, per pietà! Fuor le mura, a tutti ascosa Ti trarrò per vie sicure. Tu n andrai, di qui n andrai. ENRICHETTA Di qui, di qui alla scure! Scampo e speme, Artur, non v è. ARTURO No, Regina. ENRICHETTA No, ah! non v è speme. ARTURO No, Regina, ancor v ha speme o te salva, o spenti insieme. ENRICHETTA Cangia, ah cangia di consiglio, Pensa, o Arturo, al tuo periglio, Pensa, Artur, pensa a Elvira, il tuo tesor Che t attende al sacro altar! ARTURO Ah! cessa, per pietà! ENRICHETTA Va! ARTURO Ah! cessa, per pietà! Non parlar di lei che adoro; Di valor non mi spogliar. Sarai salva, o sventurata, O la morte incontrerò; E la vergin mia adorata Nel morire invocherò. ENRICHETTA Pensa, o Arturo, al periglio! ARTURO No! ENRICHETTA Pensa a Elvira Che t attende al sacro altar. ARTURO Ah! deh taci! ENRICHETTA Pensa, Arturo, al periglio, ecc. ARTURO No! Non parlar di lei che adoro, ecc. ELVIRA di dentro Ah! sì! Escono Elvira e Giorgio. Lei ha il capo coronato di rose, ha un bellissimo monile di perle al collo; si vede peraltro che le manca il compimento della pompa nuziale. Entra in scena avendo nelle mani il magnifico velo bianco regalatole da Arturo. Son vergin vezzosa In vesta di sposa; Son bianca ed umile Qual giglio d april; Ho chiome odorose Cui cinser tue rose; Ho il seno gentile Del tuo monil. ENRICHETTA, ARTURO Se miro il suo candore, Mi par la luna allor Che tra le nubi appare La notte a consolar. GIORGIO Se ascolto il suo cantare Un rosignuol mi par, Che insegni al primo albore A sospirar d amor. ELVIRA Son bianca ed umile Qual giglio d aprile, Son bianca, sì, sì, sì! Son vergin vezzosa, ecc. ELVIRA, ARTURO, GIORGIO L ascolto e un rosignuol mi par, Sì, mi par, sì, sì, sì! Se miro il suo candore, ecc. ELVIRA ad Enrichetta Dama, s è ver che m ami ... ENRICHETTA Dimmi, o gentil, che brami? ELVIRA Qual mattutina stella Bella vogl io brillar Del crin le molli anella Mi giova ad aggraziar. ENRICHETTA Sì, son presta al tuo pregar Diletta fanciulletta, son presta, Son presta al tuo pregar, O vera Dea d april. ELVIRA A illegiadrir la prova, Deh! non aver a vil Il velo in foggia nuova Sul capo tuo gentil. ARTURO Sull ali della vita Comminicia ora volar Deh! scusa e tu l aita Nel semplice aleggiar Ti presta al suo pregar; Se miro il suo candor Mi par la luna allor Che tra le nubi appar, La notte a consolar. GIORGIO Deh! scusa, l aita Nel semplice aleggiar Ti presta al suo pregar; Se miro il suo candor Mi par la luna allor Che tra le nubi appar, La notte a consolar. ELVIRA, ENRICHETTA, ARTURO, GIORGIO Sì, sì, sì! Elvira pone il velo sul capo d Enrichetta. ELVIRA O bella, ti celo Le anella del crin, Com io nel bel velo Mi voglio celar. Ascosa vezzosa Nel velo divin Or sembri la sposa Che vassi all altar. ENRICHETTA a se Ascosa dentro il vel, Or posso almen celar L affanno, il palpitar, L angoscia del mio cor! Deh! tu, pietoso ciel, Raccogli con favor La prece ch oso a te levar! ARTURO a se O! come da quel vel Che le nasconde il crin Veggio un splendor divin Di speme a balenar. Deh! tu, pietoso ciel, M accorda il tuo favor La vittima salvar! GIORGIO Elvira col suo vel Un zeffiretto appar, Un iride sul mar, Un silfo in grembo ai fior. T arrida, o cara, il ciel Col roseo suo favor, Tal ch io ti vegga ognor gioir. VALTON, CASTELLANI, CASTELLANE di dentro Elvira, Elvira, il dì, l ora, avanza! ELVIRA Ah! se il padre s adira Io volo a mia stanza. ENRICHETTA a se Ascosa dentro il vel, ecc. ARTURO a se Deh tu, pietoso ciel, ecc. GIORGIO Deh! riedi a tua stanza; Sarà il tuo fedele Che t orni del vel. VALTON, CASTELLANI, CASTELLANE di dentro Elvira, Elvira, il dì, l ora, avanza! ELVIRA Ah! poscia, o fedel, Tu posami il vel, ah! Mi posa il vel. ENRICHETTA a se Deh! tu, pietoso ciel, ecc. ARTURO a se, poi a Elvira Deh! tu, pietoso ciel, Raccogli con favor La prece di dolor Che oso a te levar, La vittima salvar. Il tuo fedel sarà Che t orni del vel, ecc. GIORGIO Deh! riedi a tua stanza, ecc. Elvira parte con Giorgio. ENRICHETTA Sulla verginea testa d una felice Un bianco vel s addice, A me non già ... in atto di deporre il velo ARTURO T arresta! È chiaro don del ciel! Così ravvolta Deluderai la vigilante scolta! Mia sposa parrai. Vieni. ENRICHETTA Che dici mai? Tu corri a tua ruina, a infame sorte! ARTURO afferandole la mano in atto di forzarla a partire Vieni, ah, vieni, per pietà ... t involo a certa morte. RICCARDO colla spada sguainata Ferma! Invan, invan rapir pretendi Ogni ben ch io aveva in terra! Invan! Invan! Ferma! Qui ti sfido a mortal guerra, Trema, ah! trema del mio acciar! ARTURO Sprezzo, audace, il tuo furore; La mortal disfida accetto! Vien, vien, vieni! Questo ferro nel tuo petto Sino all elsa io vo piantar. No, non ti temo, ti sprezzo, audace; La tua mortale disfida accetto, Non temo il tuo furor. ENRICHETTA V arrestate. Pace, ah! pace; Per me sangue, ah, non versate! RICCARDO Va, ti scosta! ARTURO Oh! ciel, che fai? ENRICHETTA scoprendosi e gettandosi in mezzo ad essi No, v arrestate; Per me sangue, ah! non versate. ARTURO Ah! che festi? RICCARDO con stupore La prigioniera! ENRICHETTA Dessa io son. ARTURO Vien ... Tua voce altera Or col ferro sosterrai. RICCARDO freddamente No, con lei tu illeso andrai. ARTURO Con lei? E fia ver? ENRICHETTA Qual favellar! RICCARDO Più non vieto a voi l andar. ENRICHETTA Sogno? ARTURO Andiam, andiam. RICCARDO Parti. ARTURO Andiam. RICCARDO a se O stolto! ARTURO a se Addio, o Elvira, Addio, mio ben. CASTELLANI, CASTELLANE di dentro Al tempio andiam, A festa andiam! ARTURO Ah! partiam ... alcun s appressa. RICCARDO Sì, n andate ... il vuole Iddio. CASTELLANI, CASTELLANE di dentro A festa! ARTURO Pria che siam oltre le mura Parlerai? RICCARDO No, t assicura. ARTURO Ebben, lo giura. RICCARDO Sì, lo giuro. ENRICHETTA, ARTURO Addio. RICCARDO Addio. ARTURO Ah! Elvira mia io lungi e in guai Sì, t amerò com io t amai. ENRICHETTA Ah! sì, n andrò al figlio accanto. RICCARDO Sì, patria, amor, tu perderai, Sarà la tua vita un mar di guai. Enrichetta e Arturo partono. RICCARDO osservando È già al ponte, passa il forte, È alla porta, già ne andò. Sortono Elvira, Giorgio, Valton, Bruno, castellani e castellane. ELVIRA Dov e Arturo? RICCARDO Egli era qui. ELVIRA, GIORGIO, VALTON Ove sei, o Arturo? CASTELLANI, CASTELLANE Artur! Artur! GIORGIO, VALTON Ove sei? BRUNO Partì da qui. GIORGIO, VALTON Partì? CASTELLANI, CASTELLANE Partì! GIORGIO Già fuor delle mura. ELVIRA, CASTELLANE Laggiù alla pianura. GIORGIO, CASTELLANI La tua prigioniera! ELVIRA, CASTELLANE La rea messaggiera! GIORGIO, CASTELLANI Col vil cavaliero! CASTELLANI, CASTELLANE Ciascun su un destriero Spronando, volando mirate colà! ELVIRA Ah! RICCARDO, GIORGIO Soldati, correte, coi bronzi tuonate, All arme appellate, correte, volate. Pel crin trascinate i due traditor! CASTELLANI All arme! All arme! CASTELLANI, CASTELLANE Correte sui traditor. BRUNO, RICCARDO, GIORGIO, VALTON Soldati, correte, coi bronzi tuonate, Pel crin trascinate i due traditor. CASTELLANI, CASTELLANE All arme! All arme! Pel crin trascinate i traditor! ELVIRA Ahimè! Ahimè! Ahimè! RICCARDO, VALTON Ah! come nel seno Si mesce il veleno Di sdegno e d amor! GIORGIO Coi bronzi tuonate, Pel crin trascinate i traditor! CASTELLANI, CASTELLANE Ciel! ELVIRA con dolore La dama d Arturo è in bianco velate La guarda e sospira - Sua sposa la chiama. Elvira è la dama? Non sono più Elvira? La dama? CASTELLANI, CASTELLANE La misera è pallida È immobile e squallida. Ciel! ELVIRA Arturo! CASTELLANI, CASTELLANE Ciel! ELVIRA Ahimè! CASTELLANI, CASTELLANE Elvira! Che dici? ELVIRA Io Elvira! No, no! CASTELLANI, CASTELLANE Ti scuota, o Elvira. Demente vivrà, demente vivrà. Dolente morrà! ELVIRA nel suo delirio, crede vedere Arturo Arturo, tu ritorni? T appressa ancor ... ancor ... Ah! vieni, ah! vieni. O! viene al tempio, fedele Arturo, Eterna fede, mio ben, ti giuro! Comm oggi è puro, Sempre avrò il cor. Ah! vieni, con te vivrò d amor, D amor morrà. CASTELLANI, CASTELLANE O ciel, pietà! RICCARDO O come ho l anima triste e dolente Udendo i pianti dell innocente! GIORGIO O come ho l anima triste e dolente O come perfido fu il traditor! ELVIRA O contento! Ah! mio bene! Vieni a me! BRUNO, CASTELLANI, CASTELLANE O come ho l anima triste e dolente! RICCARDO, GIORGIO Fia sempre infame il traditor, Che in tante pene lascia quel cor. ELVIRA Ah! vieni al tempio, fedele Arturo, ecc CASTELLANE O come ho l alma lassa e dolente, Udendo i pianti dell innocente! O come crudo fu il traditor Che in tante pene lasciò quel cor! CASTELLANI Si crede all ara, giura ad Arturo, Ella sì fida, ei si spergiuro Ella sì pura, ei traditore! Misera figlia morrà d amor. O traditor! ELVIRA Ah! vieni, t affretta, o Arturo. Ah! vieni, ah! vieni a me. Ah! vieni, Artur, vivrò d amor, Morrò d amor, ecc. RICCARDO O come ho l alma triste e dolente, Udendo i pianti dell innocente! O come crudo fu il traditore! Sì, più la miro, ho più doglia profonda, E più l alma s accende in amor, Ma più avvampa tremedo il furore, Contro chi tanto ben m involò! GIORGIO Dio di clemenza, t offro mia vita Se all innocenza giovi d aita. Deh sii clemente a un puro core; Sì, la mia prece pietosa e profonda Che a te vien sui sospir del dolor, Tu, clemente, consola, o Signore, Per la vergin cui l empio immolò! CASTELLANE Si crede all ara, giura ad Arturo, Ella sì fida, ei si spergiuro Ella sì pura, ei traditore! Misera figlia morrà d amor! CASTELLANI O come ho l alma triste e dolente, Udendo i pianti dell innocente! O come crudo fu il traditore, Che in tante pene lasciò quel cor! Misera figlia morrà d amor. ELVIRA fa un moto, quasi tornando a vedere Arturo, che fugge Ma tu già mi fuggi? Crudele, abbandoni Chi tanto t amò! Ah, crudel! CASTELLANI, CASTELLANE Ahi! dura sciagura! CASTELLANI Ahi! lutto e dolore! ELVIRA Qual febbre vorace M uccide mi sface. Ah! qual fiamma, Ah, qual ira m avvampa! Fantasmi perversi, Fuggite dispersi, O in tanto furor Sbranetemi il cor! CASTELLANI, CASTELLANE Ahi! lutto e dolor! ahi! Ahi dolor! Ella sì pura! Sì bella, sì pura, Del ciel creatura! Ahi! avrà vendetta! Ahi! dolor! Ahi! sta maledetta, Sì, la coppia rea, sì, la figlia avrà vendetta, Andrà maledetta la coppia fuggente Vendetta cadrà sul vil traditor, sì! Non casa, non spiaggia raccolga i fuggenti! In odio del cielo, in odio ai viventi Battuti dai venti, Da orrende tempesta, le odiate Lor teste non possan posar. Erranti piangenti In orrida guerra, Col cielo e la terra, Il mar, gli elementi, Ognor maledetti, In vita ed in morte, Sia eterna lor sorte, Eterno il penar. Bellini,Vincenzo/I Puritani/II
https://w.atwiki.jp/dmxg/pages/79.html
ver 曲名 アーティスト BPM XG2 AREA 51 96 188 難易度 LEVEL NOVICE 1.95 REGULAR 3.75 EXPERT 7.10 攻略・コメント 譜面指定については【紫】など文頭に指定をお願いします。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/reginn666/pages/122.html
CheckIO Alice In Wanderlandの問題和訳 問題ページのうち, 問題の前提となる小話は訳してません. また各問題ページ下部にある「Precondition」は「前提条件」のため訳しません(数値の範囲などだけなので). Humpty Dumpty Form Nicola wants to build his own robotic "Humpty Dumpty" and needs to determine how much material is required for its construction. After reading this fragment Nicola wants to build his own "Humpty Dumpty". As a basis he chooses the spheroid (read more about it on Wikipedia). We know the height and the width (in inches) for this spheroid. For the job at hand, Nikola needs to know how much material is required. You can help him and create a function to calculate the volume (cubic inches) and the surface area (square inches). Hints Be careful with sin-1x -- this is arcsin. Input Two arguments. A height and a width as integers. Output The volume and the surface area as a list of floats. The results should be accurate to two decimals. How it is used This is a simple math task, but we want to introduce you to the splendid shape -- spheroid (in case you hadn t heard of it yet). The prolate spheroid is the shape of the ball in several sports, such as in rugby and Australian football. In American football, a more pointed prolate spheroid is used. Several moons of the Solar system approximate prolate spheroids in shape, though they are actually scalene. Examples are Mimas, Enceladus, and Tethys which orbit Saturn and Miranda which orbits Uranus. The true shape of the Earth is called an Oblate Spheroid, though it is only very slightly oblate. The diameter from the North Pole to the South Pole (the shortest diameter) is approximately 12,714 km. The equatorial diameter (the longest diameter) is approximately 12,756 km. This is not a big difference, but it does mean the Earth is not quite a sphere. 訳 ニコラはこの断片(問題上部の小話のこと)を読んだ後, "Humpty Dumpty"を組み立てたくなった. 彼は基礎として回転楕円体を選んだ. 私たちは回転楕円体に高さと幅(どちらもインチ)があることを知っている. 手で作る前に, ニコラはどれくらいの素材が必要かを知る必要がある. あなたは彼を助けるのに体積と表面積を計算する関数を作る. ヒント sin^-1(x)はarcsinであることに注意. 入力 2つの引数, 高さと幅. 出力 体積と表面積を浮動小数点のリストで. 結果は小数点第二位までとする. 備考 これは単純な数学のタスクだが, 私たちは素敵な形, 回転楕円体(この時点でまたあなたが聞いたことがないもの)を紹介する. 扁長楕円体はいくつかのスポーツ, ラグビーやオーストラリアンフットボールなどでのボールの形だ. アメリカンフットボールでは, 更にとがった扁長楕円体が使われる. 太陽系のいくつかの月はほぼ編長楕円体で, それらはたしかに不等辺だ. たとえばミマス, エンケラドゥス, テティスなどの土星の衛星や, 天王星の衛星のミランダなどだ. 地球の正しい形は, ほんの少しだけ扁円のため, 扁円楕円体と呼ばれる. 北極から南極までの直径(最短直径)はほぼ12,714kmだ. 赤道の直径(長いほうの直径)はほぼ12,756kmだ. これは大きな違いではないが, 地球が球体ではないことを意味している. Saw the Stick Help the robots calculate the lengths of stick they need for their construction project. The robots want to saw the stick in several pieces. The length of the stick is N inches. We should help our robots saw the stick. All of the parts should have integer lengths (1, 2, 3 .. inches, but not 1.2). As we love the numerical series and especially the Triangular numbers (read more about Triangular numbers on Wikipedia), you should saw the stick so that the lengths form the consecutive fragment of the Triangular numbers series with the maximum quantity (fragment s length). The parts should have different lengths (no repeating). For example 64 should divided at 15, 21, 28, because 28, 36 is shorter and 1, 3, 15, 45 is not a consecutive fragment. You are given a length of the stick (N). You should return the list of lengths (integers) for the parts in ascending order. If it s not possible and the problem does not have a solution, then you should return an empty list. Input A length of the stick as an integer. Output A fragment of the Triangular numbers as a list of integers (sorted in ascending order) or an empty list. How it is used In this task you will learn about triangular numbers. A triangular number or triangle number counts the objects that form an equilateral triangle. This is an interesting sequence which has various applications. Here’s a real world application In a competitive tournament format that uses a round-robin group stages, the number of matches that need to be played between n teams is equal to the triangular number Tn−1. For example, a group stage with 4 teams requires 6 matches, and a group stage with 8 teams requires 28 matches. 訳 ロボットは木の棒をのこぎりでいくつかに切りたい. 棒の長さはNインチだ. 私たちはロボットに木の棒を切らせるのを助ける. 切った木の棒はすべて整数の長さになる. 私たちは数列, とりわけ三角数(詳しくはWikipediaを参考のこと)を好む. あなたは木の棒をのこぎりで切る. このとき, 切った木の棒の長さが連続した三角数の数列になるようにし, さらにその数列が一番長くなるようにする. 切った木の棒は異なる長さでなければならない. たとえば, 64は12と21と28になる. 28と36は短すぎるし, 1, 3, 15, 45は連続でない. あなたには木の棒の長さNが与えれる. あなたは昇順にソートした長さのリストを返す. もし連続した三角数の数列にできないなら, その問題は解を持たないとして, 空のリストを返す. 入力 木の棒の長さN 出力 昇順にソートされた断片の三角数の数列をリストで. 解がない場合は空のリスト 備考 このタスクではあなたは三角数について学ぶ. 三角数ないし三角の数は数え上げると三角形を成す. これは様々な応用先を持つ興味深い数列だ. ここで実世界の応用例を見よう. トーナメント形式の大会ではラウンドロビン形式が使われる, このときのnチーム間のマッチ数は三角数Tn-1に等しい. たとえば, 4チームが出場する場合, 試合数は6になり, 8チームの場合は28試合になる. The Hidden Word Nicola needs a tool that searches for keywords in poetry to help on his English homework. Nicola has solved this puzzle (and I am sure that you will do equally well). To be prepared for more such puzzles, Nicola wants to invent a method to search for words inside poetry. You can help him create a function to search for certain words. You are given a rhyme (a multiline string), in which lines are separated by "newline" (\n). Casing does not matter for your search, but whitespaces should be removed before your search. You should find the word inside the rhyme in the horizontal (from left to right) or vertical (from up to down) lines. For this you need envision the rhyme as a matrix (2D array). Find the coordinates of the word in the cut rhyme (without whitespaces). The result must be represented as a list -- [row_start,column_start,row_end,column_end], where row_start is the line number for the first letter of the word. column_start is the column number for the first letter of the word. row_end is the line number for the last letter of the word. column_end is the line number for the last letter of the word. Counting of the rows and columns start from 1. Input Two arguments. A rhyme as a string and a word as a string (lowercase). Output The coordinates of the word. How it is used This task shows the variance of the positional ciphers. With this cipher you can hide a message within a book which allows you and receiver to send these coded messages. 訳 ニコラはこのパズルを解いた(私はあなたも解くだろうと確信している). より大変なパズルの準備のために, ニコラは詩に含まれる単語を検索するメソッドを発明したい. あなたは彼が特定の単語を検索する関数を作る手助けをする. あなたには韻文が与えられる. ここで行は改行(\n)で区切られる. あなたの探索に関係ないので, 空白は検索前に取り除いておく. あなたは韻文の中に水平に(左から右へ)か垂直に(上から下に)続く単語を見つける. あなたは韻文を2次元配列のように考える. 切り取られた韻文の中の単語の座標を見つける. 結果はリストとしなければならない. 形式は[行の始点, 列の始点, 行の終点, 列の終点]である. 行の始点は単語の最初の文字の行のことである. 列の始点は単語の最初の文字の列のことである. 行の終点は単語の最後の文字の行のことである. 列の終点は単語の最後の文字の列のことである. 行と列は1から数え始めること. 入力 2つの引数, 文字列の韻文と, 文字列の単語(小文字) 出力 単語の座標 備考 このタスクはあなたに位置暗号の分散を見せる. この暗号はあなたに本の中に隠れたメッセージをもたらす. その本はあなたと受け取り人に暗号化されたメッセージを送る. Multiplication Table "Alice s Adventures in Wonderland" inspired our robots to create their own Multiplication Table. One little problem Stephan forgot how to do multiplication… After reading "Alice s Adventures in Wonderland," our robots decided to create their own "Multiplication table." Stephan would lead this mission (yeah, that probably was a bad idea). He forgot how to do multiplication and tried to invent a new method. It’s a rather strange method if we may be so blunt. In Stephan s version of multiplication, we convert numbers to binary representation without trailing zeroes. Then the first number is written vertically (up to down) and the second horizontally (left to right). With that, we fill a table with various binary operations for each crossing -- AND, OR, XOR, so we end up with three tables. In each table we convert rows to decimal and summarize it, then summarize the results of three tables. Let s look at several examples. You should help Stephan write a function to calculate this "multiplication". You are given two positive integers (n 0), be careful with order of arguments. Input Two arguments as integers. Output The result of the Stephan s "multiplication", an integer. How it is used In this task we play around with logical binary operations, the basis for computer science. Maybe you can find a use for this subject in cryptography? 訳 アリスのワンダーランドの冒険を読んだ後, 私たちのロボットは掛け算テーブルを作ることを決めた. ステファンはこのミッションを導くだろう(たぶん悪いアイデアだろう). 彼は掛け算の仕方を忘れ, 新しいメソッドの発明を試みた. それは私たちがとても鈍感なら, どちらも奇妙なメソッドだ. ステファンの掛け算のバージョンでは, 私たちは連続した0を除いたバイナリで表現するために数字を変換する. 最初の数は垂直(上から下に)書き, 次の数は水平に(左から右に)書く. そして, 表を様々な2進数の演算子, AND, OR, XORを使って埋める. そのため3つの表を得る. それぞれの表は列を10進数に変換し, それらの和を取る. そして3つの表の結果の和を取る. いくつか例を見てみよう. あなたはステファンがこの掛け算を計算するための関数を書く手助けをする. あなたには正の整数が2つ与えられる. 引数の順序に注意せよ. 入力:2つの整数 出力 ステファンの掛け算の結果 備考 このタスクは私たちに論理的な2進数の演算, コンピュータ科学の基礎, を遊ばせる. おそたくあなたは暗号法の中にこの問題の使い方を見つけるだろう. Digits Doublets Doublets is a word game, and we’re rewriting the rules! Doublets, sometimes known as Word ladder, is a word game invented by Charles Dodgson (aka Lewis Carroll). A doublets puzzle begins with two words. To solve the puzzle one must find a chain of different words to link the two together such that the two adjacent words differ by one letter. For Example FLOUR ⇒ FLOOR ⇒ FLOOD ⇒ BLOOD ⇒ BROOD ⇒ BROAD ⇒ BREAD The Robots like using digits more than letters, so we’ve changed the rules little. You are given the list of numbers with exactly the same length and you must find the shortest chain of numbers to link the first number to the last like you would with the words. For Example. There is a list [123, 991, 323, 321, 329, 121, 921, 125, 999]. The shortest way from the first to the last is 123 ⇒ 121 ⇒ 921 ⇒ 991 ⇒ 999 You should write a function that receiveы a list of numbers (positive integers) and returns the shortest route as a list of numbers. Input Numbers as a list of integers. Output The shortest chain from the first to the last number as a list of integers. How it is used This task is like pathfinding for numbers. It shows how many things in this world can be represented with mathematics, even words. 訳 時々言葉の梯子とも知られるダブレットとは, チャールズ・ドジソン(別名ルイス・キャロル)によって発明された言葉遊びである. ダブレットパズルはまず2つの単語で始める. パズルを解くために, 2つの単語の間に隣り合う単語が1文字ずつ異なるように, 単語の連鎖を見つけなければならない. たとえば, FLOUR ⇒ FLOOR ⇒ FLOOD ⇒ BLOOD ⇒ BROOD ⇒ BROAD ⇒ BREAD ロボットは文字よりも数字を使うことを好むので, 私たちはルールを少し変えた. あなたには同じ長さの数字のリストが与えられる. あなたはその中から最初と最後の数字の間の最短連鎖を見つける. たとえば, [123, 991, 323, 321, 329, 121, 921, 125, 999]というリストなら, 最初から最後への最短連鎖は123 ⇒ 121 ⇒ 921 ⇒ 991 ⇒ 999となる. あなたは正の整数のリストを受け取り, その最短経路をリストとして返す. 入力 整数のリスト 出力 最初と最後の最短経路をリストで 備考 このタスクは数列の経路探索に似ている. それはこの世界の多くのものを数学として表現させることを示す. The Rows of cakes Loads of cakes are covering the floor and our robots want to find out why! Someone has decided to bake a load of cakes and place them on the floor. Our robots can t help but try to find a pattern behind the cakes disposition. Some cakes form rows, we want to count these rows. A row is a sequence of three or more cakes if we can draw a straight line through its centers. The greater row takes up the smaller rows. So if we have a row with 4 cakes, then we have only one row (not 4 by 3). The cake locations are represented as a list of coordinates. A coordinate is a list of two integers. You should count the rows. Input Coordinates as a list of lists with two integers. Output The quantity of rows as an integer. How it is used This is an example of the image and pattern recognition. This concept can be useful for the game mechanics or if you want to write a bot for games, or when transposing printed text to a digital format. 訳 誰かがたくさんのケーキを焼くことを決め, それらをフロアに置くことにした. 私たちのロボットはケーキの配置の裏にあるパターンを見つけようとしたが出来なかった. いくつかのケーキは直線状に列を作る, 私たちはこれらの列の数を数えたい. 3つ以上のケーキが並びを列とする. それはケーキの中心を通る直線を描くことができる. 大きい列の中にある小さな列はカウントしない. もし4つのケーキが列をなしているなら, その列は1つとして数える. ケーキの位置は座標のリストとして表現される. 座標は2つの整数のリストからなる. あなたは列を数える. 入力 2つの整数を持ったリストのリストとして座標 出力 列の数 備考 これは画像とパターン認識の例だ. このコンセプトはゲーム技術やゲームのbot, デジタル形式のテキストを印刷するときなどに使われる.
https://w.atwiki.jp/cssf4ll/pages/32.html
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sulade_pro.jpg) 節子・・・それ敵やない! 味方の後頭部や! ゲーム内ID SuladE マウス IME3.0 ソール トスベール マウスパッド Corepad Magna 強いと思う銃 AK 好きな銃 AK 好きなゲーム AC 吸引力の落ちない唯一の掃除機 Dyson もちろん正体はがろうや!
https://w.atwiki.jp/saraswati/pages/510.html
【統一銀河連邦】 全盛期には銀河系の七割を支配していた連邦国家。 前身は“大喪失”によって太陽系を追われた難民たちの「統一船団連邦」であり、 これが銀河系各星域へと拡散しながら惑星の開拓やコロニー建設を進めていった。 船団が役目を終え、人類が無数の太陽を己のものとしたとき、船団連邦は銀河連邦へと 名を変えた。本編より千年以上前のことになる。 現在は権力構造の最上部が腐敗し切って硬直、反連邦勢力の台頭を招いている。 腐敗を指摘されるに至った理由としては、連邦政府と星間企業が重要技術を独占し、 市民がそれら技術の恩恵を充分に受けられていないことが挙げられる。権力に 執着するあまり、テクノロジーを支配のツールとして使う大企業らと政府。その打倒が 革命軍“ザナドゥ”の大義名分の一つでもあり、市民の支持を受ける。 また連邦は、圧倒的な技術格差を背景に、シングラルなどの超兵器を用いて反対勢力の 弾圧を繰り返してきた。その結果、問題を長期の働きかけで宥和的に解決するよりも、 手っ取り早く武力で片づける武断統治に慣れ切ってしまっている。そうした歪みの蓄積が ニコラス・ノースクリフという傑出した個人を焦点に結んだ像こそ、銀河を二分する戦争である。 +CJPOについて 【連邦統合治安維持機構“メガリス”】 市民の大半、公務員でさえも「連邦軍」という俗称を使うことがあるが、公式には 統一銀河連邦に「軍隊」は存在しない。建前上、連邦は人類文明全体を包括している のであり、外敵に対抗するための軍事力というものは保有する必要がないからである。 (異星文明からの攻撃、という可能性はあまり真剣には考慮されていない) しかし権力を担保するものは最終的には武力であり、また絶えざる反連邦運動を 鎮圧粛清すべく、事実上の軍隊とも呼ぶべきものは要請される。そこで、連邦警察に “高強度犯罪対策部門”なる新部署が設置され、ここが軍の機能を担うこととなった。 一部門といっても、規模はそれ以外の警察全部署を合わせたより巨大なもので、実権は 政府高官や企業群との太いパイプを持つ高強度犯罪対策部門が握ることとなった。やがて 組織再編が進み、遂には警察機能の方が軍機能に従属する形で指揮系統が統合される。 警察の権能と軍の武力・高圧性を併せ持つ、史上最強の暴力機構の誕生である。 正式名称は“連邦統合治安維持機構”に変わったが、人々は建前など無視してこれを 「連邦軍」「軍警察」と呼び、あるいは“メガリス”と呼んだ。メガリスとは考古学などの 用語で「(有史以前の、単一の)巨石」を意味するが、連邦統合治安維持機構を指す場合は 「警察を超越した巨大権力」の意で用いられる。「ポリス」と「メガリス」をかけた駄洒落。 メガリスの階級は軍の形式に準拠しており、上から邏将(上級邏将、邏将、邏将補)、 巡佐(一等~三等)、哨尉(一等~三等)、衛曹(衛曹長、衛曹、衛曹補)、 警兵(単に警吏、憲兵とも呼ばれる。警兵長、一等警兵、二等警兵)まで存在する。 外部の人間が一次的にこの指揮系統に組み入れられる場合は、当該人物の地位や役職に 応じて「二等哨尉待遇」「衛曹待遇」など仮の階級が割り当てられる。傭兵なども 一応はこの「待遇階級」が与えられるが、実際は指揮系統の外に置かれていたり、 二等警兵以下の扱いを受けたりすることも多い。減刑と引き換えに徴兵された囚人、通称 グラディアトールは階級ではないため、特務兵の肩書とは別に各々の階級を持っている。 枠に囚われず優秀な人材を最大限活用するためとの名目で、特に優れた戦果を挙げた者には 「ライセンス」が授与される。これを持つ者(ライセンスホルダー)は、事後にレポートを 提出する義務の下ではあるが、現場では独自の戦略判断に基づく行動を取ることが許される。 事実上、通常の指揮系統外に置かれているのに等しく、傭兵(PMC)同様戦争犯罪の温床と 看做されている。グラディアトールと並ぶメガリスの悪制のひとつ。 ライセンスホルダーは単独行動特権のほかにも数々の自由が認められるが、権力の過大化を 防ぐため、巡佐以上の階級になるとそれ以前に取得したライセンスは返上しなければならない。 昇進後に新たな大功あって、再びライセンスを授与される、ということはあり得る。 【解放星団<リベレーション・クラスター>】 銀河系の四割を勢力圏に収める反連邦勢力のネットワーク。 現在中心となっているのは革命家ニコラス・ノースクリフ率いる義勇軍“ザナドゥ”であるが、 彼の登場以前から“星団”自体は存在していた。しかし当時の“星団”はネットワークと 銘打ちながらも有機的な連携を欠き、あろうことかCJPO(連邦統合治安維持機構。通称メガリス) と癒着して、軍需産業に利益を供するための制御された低強度紛争を演じている組織すらあった。 これをニコラスが粛正・再編し、連邦の支配圏を半分近く削り取る巨大な勢力にまで 編み上げたのが現在の“星団”である。とはいえその巨大さゆえ、末端ではニコラスの 目が届き得ない部隊もあり、そうしたところでは軍規の乱れも見られる。民衆のための闘争を行う 革命者としてクリーンなイメージを保たねばならないニコラスにとって、こうした足手まといの 味方は敵以上に厄介な存在でもある。一部は実際に連邦のイメージ工作が混ざっている。 +“ザナドゥ”について 【革命義勇軍“ザナドゥ”】 “解放星団”の現中核組織“ザナドゥ”は、同名の辺境惑星を発祥の地とする。 惑星ザナドゥは船団連邦初期の開拓星で、星系領主が代々支配していた。領民の教育水準は 意図的に低く抑えられ、知的好奇心は弾圧と粛清によって報いられる。文盲の者も少なくない 彼らは統一銀河連邦の存在すら知らず、鋼の巨人を操る領主を魔術師として恐れていた。 状況が変わったのは51年前。この星を訪れたニコラス・ノースクリフが、体制に不満持つ 領民を率いて、領主の城館へ攻撃を仕掛けた。ニコラスが持ち込んだ星系外のテクノロジーに より民衆は善戦。領主がただ一機保有するシングラルが出撃し、一気に叛乱を鎮圧するかと 思われたが、ニコラスが自ら設計・製造した機体“カレトヴルッフ”の前に敗れる。 リプレイサー・ドライブ搭載の連絡艇などが一隻も脱出できなかったことで、この革命を 銀河連邦が察知するまでに数年を要した。 四百年に及んだ領主の支配は終わり、人々はテクノロジーの恩恵を受ける権利を勝ち取った。 しかし連邦が異変に気付けば、再び不条理な規制と歪んだ経済の押し付けが始まる。根本的な 解決のためには銀河連邦の変革こそが必要である、とニコラスは説いた。一度得た自由を 奪われてはならない、連邦との対立は不可避である、そうした論理と自らのカリスマ性で以て ニコラスはザナドゥの住民を懐柔。元をただせば彼が煽動し巻き込んだ戦いであるにもかかわらず、 反対派は少なかった。これは無知だった人々がテクノロジーの味を知ってしまったからでもある。 文明は基本的に後退をしない。すでに後戻りは利かなかった。 禁断の果実を喰らった同星は反体制勢力の拠点へと急速に生まれ変わり、この組織はやがて 発祥の地から名を取って革命義勇軍“ザナドゥ”と自称。ニコラスの卓越した戦略眼に導かれ、 反連邦闘争の最大勢力となってゆく。 ニコラスを批判する者はこの経緯を旧約聖書の失楽園に準え、彼は神の意に背いて無知な人々を 堕落せしめた「狡猾なる蛇」であると断罪する。一方、ニコラスの支持者はギリシャ神話や グノーシス主義を引用し返し、彼はプロメテウスやサタン同様の「文化英雄」であると称揚する。 ザナドゥのシンボルマークである「金色の球体へ差し延ばされる手」は、実際これらの神話的 イメージからモチーフを得たデザインである。黄金の球体は太陽(天の火)であるとも、 智恵の果実であるとも解釈できる。また、下方から伸びた手は球体を掴もうとしているようにも、 支えようとしているようにも見える。 【宗教自治星区“ブラーフマナ”】 +名称について (原語ブラフマンはサンスクリット語の「力」から。特に、物質世界を変える儀式や 犠牲・生贄の力を意味する。ブラーフマナは「ブラフマンに属するもの」の意であり、 この自治区が「世界を変革する“力”に属す者の国」であることを示す) 新興宗教コミュニティ“マハブラーモ・サマージ”による自治が連邦に認められている星区 (星区は星系を複数束ねた行政単位)。新興とはいえその源流は古く、人類が地球と 太陽系圏を追われた“大喪失<グランド・フォーフェト>”の直後に生まれた宗教団体が 彼らの始祖とされる。 「テクノロジーを人為に任せるから悲劇が起きる。神意にかなう形で運用することによってのみ、 テクノロジーは真に人間を幸福にする」という思想が中核にあり、訓練された高位聖職者集団 “大人(うし)”によるテクノロジーの徹底管理を政治の要旨とする。彼らの用いる地球文明 由来の遺失技術は、ブラックボックス化され「魔術」と呼ばれており、それが人智を越えた (つまり神とその僕たる聖職者らのみに扱いが許される)力であることを示している。 すなわちブラーフマナの統治システムは神権政治とシャーマニズム的呪術国家の皮をかぶった テクノクラシーであり、正体を隠すものが違うだけで実質的には連邦と同様。テクノロジーを 支配のツールにする手口の徹底ぶりでは連邦を越えている。 教義はヒンドゥー、仏、キリスト、イスラム、ゾロアスターなどの宗教用語・神話を混成して 作られている。北欧やギリシャの古代神話、ユダヤ民間伝承までも取り込んだその教えは 要約不可能なほどの混沌。しかし矛盾すら許容する混沌ゆえに間口が広く、本来宗教とは 相容れぬ概念であるはずの多様性を内包するため、信者は多い。多様性が可能であるのは、 何よりも信仰を示すのが行動や生活態度であるとされているため。
https://w.atwiki.jp/oper/pages/3342.html
前奏曲 第一幕 (グラールの森。影が多く、厳粛な雰囲気だが、陰気ではない。舞台の真ん中は森の空き地となっている。左手に行くにつれ道は上り坂になり、グラール城へと続いている。中央後方では下り坂になり、はるか下にある湖へとつながっている。夜明け。グルネマンツ ― 白髪だが元気いっぱいの老人 ― と二人の小姓 ― 可愛らしい少年たち ― が一本の木の下で眠っている。グラール城と思われる左手のほうから、厳粛な朝を告げるトロンボーンが聞こえてくる。) グルネマンツ (目を覚まし、少年たちを揺り起こして) ほら、ほら!見張りを頼んでいたのに。 眠ってしまってどうするんだ。 せめて朝くらいは起きていなさい。 (二人の小姓は跳ね起きる。) あの響きが聞こえるかね?さあ、あれを 聴ける身であることを感謝しなさい。 (彼は小姓たちとともにひざまずき、一緒に無言で朝の祈祷を捧げる。やがてトロンボーンの音が消え、彼らはゆっくりと立ちあがる。) さあ、一日の始まりだよ。入浴の支度をしなさい。 王様を湖のところでお迎えするんだ。 (左手のほうをうかがって) あの方を乗せた担架が近づいてくるようだ。いや、 そのまえに使いがやってきたな。 (城から来た二人の騎士が現れる。) おはよう!アンフォルタスの今日の加減はどうかな? ずいぶんと早い時間に入浴するようだが。 ガーヴァンが勇気を出し、知恵を絞って 手に入れてきた薬草は 痛みを緩和させるのに役立っただろうね? 第二の騎士 何でも知っているだろうに。 効いていたのは少しの間だけで、すぐに 焼けつくような痛みが戻ってきたようだ。 痛くて痛くて、一睡もできなかったらしい。 それで大急ぎで入浴を望まれたのだ。 グルネマンツ (悲しそうにうなだれて) やれやれ、痛みが和らぐことばかり願っても 愚かなことなのだろうね・・・。 薬草は何でも試してみたし、飲み薬だって 世界中から集めてきたのに。 彼を救うのはただ一つ、 ただ一人の男だけ。 第二の騎士 いったい誰なのか教えてくれ! グルネマンツ (ごまかすように) そんなことより水浴の準備をしてやりなさい! (小姓たちは後方を振り返り、右手に目をやる。) 第二の小姓 おや、あの乱暴な人がやってくるよ! 第一の小姓 わあ! 変てこりんの馬がすごいたてがみ揺らしてる! 第二の騎士 ああ!クンドリーか? 第一の騎士 何か重要な知らせでもあるんだろうか。 第二の小姓 年寄り馬はよろよろ。 第一の小姓 あれって天空を駆けてきたのかな。 第二の小姓 今は地を這うようだよ。 第一の小姓 馬がコケの上で足を引きずってる。 (皆は勢いよく右手を見に行く。) 第二の騎士 ああ、乱暴に馬から跳び下りたぞ! (クンドリーがよろめきそうになりながらも、せかせかとした足取りで入ってくる。服の裾はめくれあがり、蛇の皮でできたベルトが垂れ下がって、とんでもない格好である。黒い髪は緩くおさげに編んで、赤茶けた顔のまわりでゆらゆらと揺れている。刺すような黒い目は、時々荒々しいひらめきを見せるが、たいていは死人のようにこわばって、覇気がない。― 彼女はグルネマンツのほうに急ぎ、小さなクリスタルの瓶を押しつける。) クンドリー ここよね?さ、あんたがお取り!バルサムよ・・・。 グルネマンツ どこから持ってきたのだ? クンドリー あんたの知らない遠いところからよ。 このバルサムが利かないんじゃ、 もうアラビアには あの人の役に立つものなんかないわよ。 質問攻めはやめて!あたし、疲れてんだから。 (彼女は地面に倒れこむ。騎士や小姓の列が、アンフォルタスが横たわる輿を担いで左から登場し、舞台に到着する。グルネマンツはクンドリーから目を離し、彼らのほうを向く。) グルネマンツ ああ、来たぞ。皆に担がれて・・・ 見るもつらい!何と痛ましいのだろう、 まだまだお若いのに、 栄光に満ちた輝かしい種族の主だというのに。 それが下僕にこんな哀れな姿をさらすとは! (小姓たちに) もっと気を遣わないか。うめいているじゃないか。 (小姓たちは立ち止まり、ベッドを地面に下ろす。) アンフォルタス (少し身を起こして) それでいい。ありがとう。少し休もう。 一晩中ひどい痛みに苦しめられたが、 森の朝を見ると気持ちがいい。 聖なる湖の波に浸れば、 気分も良くなるだろう。 痛みは引いて、 つらかった夜は明けた。 ねえ、ガーヴァン。 第二の騎士 陛下、ただいまガーヴァンはおりません。 彼がさんざん苦労してやっと 手に入れた薬草が まったく効きませんでしたので、 新たな薬草を探しに出て行きました。 アンフォルタス 許しもなしにか?グラールの掟を破ったりして もしものことがなければいいが! 彼は勇敢だが、万が一クリングゾールの罠に かかりでもしたらどんなことになるか! 頼むから、私を心配させるようなことはやめてほしい! 私はお告げのあった者をちゃんと待つから。 「共感から知恵を得た・・・」 こんな文句だったかな? グルネマンツ ああ、そう話してくれた。 アンフォルタス 「清らかな愚か者」・・・。 分かるような気がするな。 それが死を指しているといいが! グルネマンツ (クンドリーからもらった瓶を差し出しながら) まあそう言わず、またこれを試してみたまえよ! アンフォルタス この秘密めいた瓶は? グルネマンツ きみのためにアラビアから届けられたものさ。 アンフォルタス 誰が持ってきたのだ? グルネマンツ あそこに寝ている、例の乱暴な娘さんだ。 ほら、クンドリー!おいで! (クンドリーは拒んで、地面にうずくまったまま。) アンフォルタス ああ、クンドリー。おまえだったのか。 また恩に着ることになったようだね、 いつも動き回っているはにかみ屋のお嬢さん。 よし、わかった。 このバルサムを試してみるよ。 おまえの忠誠心に感謝したいから。 クンドリー (落ちつかなげにそわそわと身もだえしながら) 感謝なんかいらないわよ!ハ、ハ!感謝したからって何よ? お礼はいらない!さっさと水浴しといで! (アンフォルタスは出発の合図をする。一行は後方の湖のほうへと遠ざかっていく。重苦しい気分で見送るグルネマンツとzっと横になったままのクンドリーが舞台に残る。小姓たちは行ったり来たりする。) 第三の小姓 おい!そこの女! 何だって獣みたいにだらっとしてんだ? クンドリー 獣だってここじゃ神聖なはずでしょ? 第三の小姓 まあ、確かにな!だけどあんたが 神聖かどうかわからねえよ。 第四の小姓 この女の魔法のせいでさ、もしかしたら 王様は伸びちゃうかもよ。 グルネマンツ ふん!何だ、彼女から被害を被ったわけでもないのに! 遠く離れた異国で戦っている兄弟と どうやって連絡を取るか 途方にくれた時のことを思い出したまえ。 おまえたちはどこへ行ったらいいかすらわからなかった。 おまえたちがぐずぐずしてる間に 嵐のように駆け巡って往来し、忠誠込めて 使者の役を果たしたのは彼女ではなかったか。 おまえたちは彼女の面倒は見てないし、彼女も近づかない。 おまえたちと彼女の間に共通点はない。 だが、何か困ったことが起きて助けが必要となると、 必死になって空中を駆けめぐり、 尽くしてくれたあげくお礼など一つも期待しないのだ。 これが被害だというなら まったくありがたい被害と言うべきだな。 第三の小姓 でも、彼女は我々を憎んでますぜ。 見てくださいよ、あの目。いかにも悪意に満ち満ちてる。 第四の小姓 異教徒だしね。変な魔法も使うし。 グルネマンツ まあ、呪われた存在なのかもしれないがね。 いま彼女がここにいるのも、 もしかしたら、 過去に、ここに来る前に犯した罪を 償うためなのかもしれない。 償いのためにこうしたことをしているなら、 我々騎士団にもありがたいことだし、 彼女にとってもいいことだろう。 我々に仕えて、自らをも救うわけだ。 第三の小姓 となると、今までの様々な不幸も 彼女の罪と言っていいでしょうね。 グルネマンツ (考え込んで) そうだな・・・。彼女が遠く離れている時は よく不運に巻き込まれるのも事実だ。 私はずいぶん長いこと彼女を知ってるが、 ティトゥレルはもっと長くからだ。 彼はこの城を建てた時に彼女を見つけたのだ。 彼女はこの森の茂みで眠っていたそうだよ。 硬直し、生気もなく、まるで死人のようだったらしい。 私自身もそのとおりの彼女を見たことがあるが、 それはあの不幸があってすぐだった。 山の向こうに住むあの悪者が、 破廉恥にも我々を傷つけたあの事件の直後だ。 (クンドリーに) おい、おまえさん!ちょっと話してくれ。 アンフォルタスが槍をなくしたあの時、 どこにいたんだね? (クンドリーは暗い面持ちで黙っている。) なぜ助けてくれなかった? クンドリー あたし、人助けはしない。 第四の小姓 そら、見ろ。白状したぞ。 第三の小姓 この女がそんなに忠実で勇敢なら、 なくなった槍を取りもどさせろよ! グルネマンツ (暗い声で) それは話が別だ。 誰に対しても禁じられている。 (非常に感動したようすで) ああ、奇跡に満ちた素晴らしい 聖なる槍! 私はあの槍が汚らわしき者の手に 渡る現場を見たのだ! (思い出に深く入り込んで) 血気盛んなアンフォルタスは、あの槍の力で 例の魔法使いを屈服させるのだ、と 言って聞かなかった。 城まで行くと、我らが英雄は足を止めた。 恐ろしいほど美しい女性に魅惑されたのだ。 その女の腕に抱かれて彼は陶酔し、 槍は彼の手から滑り落ちた。 すると、断末魔の叫びが上がり、私は急いで賭けつけた。 クリングゾールは高笑いして去るところだった、 奪い取った槍をしっかり携えて。 私は敵と戦いながら何とか王を逃がしたが・・・ だが、わき腹に受けた傷はひどく傷んで彼を苦しめた。 そして、その傷は未だに閉じようとしないのだ・・・。 (第一の小姓と第二の小姓が湖から戻ってくる。) 第三の小姓 (グルネマンツに) クリングゾールのこと、そんなにご存じなんですか? グルネマンツ (戻ってきた小姓たちに) 王の加減はどうだね? 第一の小姓 水浴で元気になられました。 第二の小姓 バルサムで痛みが引いたようですよ。 グルネマンツ (独白) だが、あの傷はぜったいに閉じないのだ! (第三の小姓と第四の小姓はすでにグルネマンツの足元に座りこんでいたが、あと二人の小姓もいま大きな木の下に集まり、仲間入りをする。) 第三の小姓 ねえ、詳しく話してくださいよ。 どうやってクリングゾールを知ったんですか? グルネマンツ それはね、敬虔な英雄のティトゥレルが ご存じだったからさ。 いつか野蛮人が策略と権力を用いて 聖なる信頼の国を脅してきたことがあった。 すると、ある厳かな夜に 救世主の使いが天から舞い降りてきた。 あのお方が最後の晩餐で ブドウ酒を飲まれ、十字架にかけられた時に その神々しい血を受けた聖なる杯と その血を流した柄の長い槍・・・。 この二つを素晴らしい王国の証として、 その使いは我らが王に渡されたのだ。 聖なるもののために彼は聖城を建てた。 それを罪人の手から守るために おまえたちはここに仕えているのだ。 知ってのとおり、心正しき者だけしか グラールの素晴らしい力にあやかれない。 兄弟の絆を結んで騎士たちが果たす務めは グラールの力を維持することなのだ。 今おまえたちはクリングゾールのことを尋ねているが、 彼がどんなに骨を折ろうとも聖杯に近づくことは禁じられた。 あの向こうの谷間で彼は隠者のように暮らしていた。 その奥には贅沢三昧をする異教徒の国がある。 彼がどんな罪を犯したのか私は知らないのだが、 ともかく彼は聖者となって償おうとしたのだ。 しかし自分の罪を消そうにも消せず、 彼は自分を痛めつけ、その汚れた手を グラールに伸ばしたので、 ティトゥレルは軽蔑を込めて拒絶された。 クリングゾールは激怒して、 自分の受けた恥辱の復讐をしようと 魔法の助けを借りた。 そして見事に実行したのだ。 荒れ野をまぶしいほどの花園に変え、 一見優しそうな悪女を集めて、 グラールの騎士たちをおびき寄せては 罠にかけて地獄に引きずり落とすのだ。 罠にかかった者は必ずやつに捕まってしまう。 今までどれほどの騎士が犠牲になったことか。 ティトゥレルは高齢になると、 息子に王位を譲られた。 アンフォルタスはさっそく、 クリングゾールの魔法をやめさせようとした。 それがどういう結果になったかは知ってるね。 槍はもうあいつの手中にあるのだ。 あの槍を使って聖域をどんどん犯してまわっている。 グラールだって奪い取ったつもりでいるのだ! (クンドリーはずっと落ちつかなげにそわそわ身をよじっている。) 第四の小姓 何はともあれ槍を取り返したいな。 第三の小姓 取り返したやつにはご褒美があるかもよ。 グルネマンツ (ちょっと沈黙してから) 人気のない聖地で アンフォルタスは熱心に祈りを捧げ、 救いをもたらしてくれるように必死で願った。 すると、やわらかな光がグラールに注ぎ込み、 聖なる天使が現れて、 はっきりとお告げがあった。 澄んだ声で言われたのは、 「共感によって知を得る 清らかな愚か者。 私が選び出す その男を待て。」 四人の小姓 「共感によって知を得る 清らかな愚か者」か・・・。 (湖のほうから悲鳴が上がり、騎士や小姓たちの声が聞こえてくる。グルネマンツと四人の小姓は飛び上がり、びっくりしてあたりを見まわす。) 騎士たちと小姓たち 何てことだ!かわいそうに!おお! さあ、犯人を捜せ! グルネマンツ 何事だ? (野生の白鳥が弱々しく湖のほうから飛んでくる。小姓と騎士たちは白鳥を追って舞台に出てくる。) 第四の小姓 あそこに! 第三の小姓 こっちに来るぞ! 第二の小姓 白鳥だ! 第四の小姓 ほんとうだ、白鳥だ! 騎士たちと小姓たち全員 傷を負ってる。 ああ、何と痛ましきことか! グルネマンツ 誰が白鳥を打ったのだ? (白鳥はよろよろと飛行したあげく、地面に落ちてしまう。第二の騎士が白鳥の胸から矢を抜いてやる。) 第一の騎士 白鳥が湖の上をぐるりと一周したから、 王はよい兆しだと喜ばれていたのに。 そうしたら矢が飛んできて・・・ 小姓たちと騎士たち (パルジファルを引きずってきて) こいつだ!こいつがやったんだ! (パルジファルの弓を指して) この弓でやったんだ! 第二の騎士 (矢を指し示して) この矢とやつの矢は同じものだ。 グルネマンツ 白鳥を仕留めたのはおまえかね? パルジファル もちろん!飛んでるものなら何でも討ってやるよ! グルネマンツ おまえがやったのか。それでけろりとしてるのか? 小姓たちと騎士たち こんなやつ、罰してやれ! グルネマンツ とんでもないことだ! 殺しをやったのか?ここは聖なる森で、 静かな平和に満ちてるのにか? 茂みの動物は皆飼いならされているのに。 動物たちは甘えるように寄って来ただろう? 小鳥たちは枝に止まっておまえに歌いかけなかったかね? この忠実な白鳥がおまえに何をした? この子は妻に会いに飛んでいき、 二羽で湖のまわりを一周して、 水浴を清めてくれていたのに。 その様子に感動しなかったのか?ただ、子どもじみた 暴行に駆られただけとは情けないじゃないか! 我々にはかわいい子だった。おまえにとっては知らんがね! ここだ!ここを見なさい!おまえが撃ったところだ。 まだ血が流れ、翼はだらりと垂れている。 雪のように白い羽毛が血で汚れているだろう? 目にもう光はない。この眼差しを見てみろ。 (パルジファルは次第に感動を募らせながらグルネマンツの話に聞き入っていたが、ここで自分の弓を折り、持っていた矢をすべて放り投げる。) 自分の罪はわかったか? (パルジファルは両手で目を覆う。) どうだ、絶対にしてはいけないことだと分かったかね? どうして殺したりしたのだ? パルジファル 悪いことだって知らなかったもん。 グルネマンツ おまえはどこから来たんだね? パルジファル わかんない。 グルネマンツ お父さんは誰かね? パルジファル 知らない。 グルネマンツ 誰がこの道を教えたんだね? パルジファル 知らないよ。 グルネマンツ じゃあ、おまえさんの名まえは? パルジファル いっぱいあったけど、 一つも思い出せないや。 グルネマンツ おまえさんは何にも知らんのかね? (独白) ここまでの馬鹿者は クンドリー以外見たことないぞ。 (どんどん集まってくる小姓たちに) さあ、もう行きなさい。 王様をほったらかしにするな!世話してやりなさい。 (小姓たちは若枝で作った棺にうやうやしく死んだ白鳥を乗せ、それを持って湖のほうに遠ざかっていく。しまいには舞台に残ったのはグルネマンツとパルジファル、そして脇のほうにいるクンドリーだけになる。) グルネマンツ (またパルジファルのほうを向いて) さて、わしの質問には何も答えられないようだから、 知っていることを話しなさい。 何かは知っとるだろう? パルジファル 僕にはママが一人いるよ。ヘルツェライデっていうんだ。 森とね、開けた草原が僕らの故郷なんだ。 グルネマンツ あの弓は誰からもらったんだね? パルジファル 僕が自分で作った。 林からワシを追っ払うためさ。 グルネマンツ だが、おまえは貴族に見えるのだがね。 何だっておまえのお母さんは もっといい武器を与えなかったのだろう? (パルジファルは黙り込む。) クンドリー (グルネマンツがアンフォルタスの運命について語っていた時は、しばしば落ちつかなげに身をよじっていたが、いまは相変わらず森の片隅に横たわりながらもパルジファルに鋭いまなざしを向け、パルジファルが黙り込んだ時、がさついた声で口をはさむ。) この子の母さんはね、夫のないまま出産したのよ。 夫のガームレットは戦死したからね。 お父さんの二の舞して 息子が早死にしないように、 彼女は人気のないところで愚か者に育てたわけよ。 ばかみたいな話ね! (彼女は笑う。) パルジファル (注意深く聞き入って) まったくだね!いつだったか銀色に輝く 男たちがさ、きれいな動物に乗って、 森を通り抜けて行ったんだ。 同じようにまねをしようとしたらね、 みんな笑ってさっさと行っちゃったんだ。 僕は追っかけたけど、ぜんぜん追いつけなかった。 荒れ野を抜けて、山を越え、谷を越え、 しょっちゅう夜になって、また昼になった。 獣とか大きなおじさんには 僕の弓が役立ったよ。 クンドリー (立ち上がって男たちのほうに歩いて行き、 熱心に) そうなのよ!泥棒だろうと巨人だろうとひどい目に遭ったわ。 みんな、この自由気ままな子を恐れてんだから! パルジファル (ふしぎそうに) 誰が僕を恐れるの?ねえ! クンドリー 悪い人たちよ。 パルジファル へえ、僕を脅かしたやつが悪い人だったの? (グルネマンツは笑いだす。) いい人はだあれ? グルネマンツ (またまじめにもどって) おまえの母さんさ。おまえが飛び出したりして、 そうとう悲しんでおられるんじゃないのかな? クンドリー 悲しみもおしまいさ!死んじまったんだからね! パルジファル (驚き、ぞっとして) 死んだ?僕の母さんが!誰が言ったんだ! クンドリー 馬に乗ってる時にお母さんが死ぬのを見たのよ。 愚かなあんたによろしくって言づけたわよ。 (パルジファルは怒ってクンドリーに飛びかかり、首を締め上げる。グルネマンツが彼を止める。) グルネマンツ 気でも狂ったのか。また暴力を振るって! (グルネマンツがクンドリーを放してやると、パルジファルは長い間ぼうぜんと立ち尽くす。) 彼女が何をした?本当のことを言っただけではないか。 クンドリーは嘘はつかない。ただ、多くを見ただけだ。 パルジファル (ひどく震えだし) 死にそうだよ・・・。 (クンドリーはパルジファルの様子に気づくと、急いで森の泉にとんでいき、角杯に水を汲んできて、まずパルジファルに水をかけてやり、それから飲ませてやる。) グルネマンツ そうだ、そうだ。まさにグラールの恵みだ。 おまえの善行は悪を封じる力があるぞ。 クンドリー (陰鬱な声で) あたし、いいことなんかしたことない。 (悲しそうに向きを変え、グルネマンツが父親のようにパルジファルを気遣ってやっている間に、気づかれないうちに森の茂みに体を引きずっていく。) ただ休みたいだけ。 安らぎたい・・・ああ、疲れた。 眠い。お願いだから起こさないでね! (びくっとして) いやよ!眠るもんか!怖いわ! (がたがた震えだすが、やがて腕がだらりと垂れる。) 抵抗してもだめ!どうしようもないんだわ。 眠い・・・たまらなく眠い・・・もうだめ! (彼女は茂みの後ろに倒れこみ、この後誰も注意を向けないがずっとそのままでいる。後方の湖のほうから人の気配があると思うと、騎士と小姓たちの列が輿を担いで城へ戻っていく。) グルネマンツ 王が水浴から戻ったようだ。 もう昼に近い。 聖餐におまえを連れて行こうかな。 おまえは清らかだし、 グラールもおまえに食事をくださるにちがいない。 (グルネマンツはパルジファルの腕を優しく自分の首にまわし、彼の体を自分の腕で抱き寄せる。そうしながら非常にゆっくりと歩みを始める。このあたりから気づかないうちに舞台転換が始まっている。) パルジファル グラールってだあれ? グルネマンツ それは言えないね。 だが、おまえがグラールに選ばれた者なら、 そのお告げは伝わるはずだよ。 ほら、ごらん! うむ、おまえのことが分かったような気がするぞ。 この国には誰も入れんし、 何者もこの領地を歩くことは許されんが、 グラールが選びだした者だけはむろん別だからな。 パルジファル まだほとんど歩いてないけど、 ずいぶん遠い気がするな。 グルネマンツ いいかね、ぼうや。 ここでは時間が空間になるのだよ。 (グルネマンツとパルジファルが歩いているように見えるうち、次第にはっきりと舞台が変わりはじめる。森は消え、岩壁の間に門につづく道が開き、二人はその空間に包まれる。) グルネマンツ さあ、よく気をつけて、わしに見せてくれ。 おまえさんは頭はよくないが、清らかそうだ。 さて、心の知恵はあるのかな。 (岩壁に挟まれた上り道を進んでいくうち、舞台は完全に転換を終える。いまやグルネマンツとパルジファルはグラール城の巨大な広間にたどり着いた。幾本もの柱とドームのような丸天井がこの聖餐の場を囲んでいる。後方の両脇にある二つの扉が開き、右側からグラールの騎士たちが入場し、聖餐の食卓を囲む。) グラールの騎士たち 最後の愛餐へ向かおう。 来る日も来る日も (小姓たちの列が次第に歩を速めながら舞台を横切り、後方に向かう。) これを最後と思いつつ、 愛餐の準備をするのだ。 (第二の小姓のグループが広間を横切っていく。) 善行を施し喜ぶ者は この食事でよみがえるのだ。 その者は癒され、 至上の恵みを受ける資格がある。 (騎士たちが集まり、食卓に着くと、若者たちの声が丸天井の真ん中あたりから聞こえてくる。) 罪深い世のために 激しい苦痛を耐え、 あの方がその血を流されたように、 私も救いの英雄には 喜んで、心から 自分の血を流そう。 償いのため我らに捧げられたあの御身、 彼は死によって我らの中に生き続ける。 少年の声 (丸天井の高み、かなり遠いところから) 信仰は生き、 聖なる国の使者である 優しいハトが舞う。 あなたがたのために注がれた このワインを飲み、 生命のパンを取ろう。 (小姓たちと騎士たちの歌の間に、向かいの扉が開き、アンフォルタスが輿にのせられて運ばれてくる。彼に先立って四人の小姓が、覆いをかけたグラールの聖杯を持って進んでくる。この列は中央奥の丈高い長椅子のある場所に向かい、アンフォルタスは輿から下ろされ、この椅子の上に寝せられる。その手前には長い石のテーブルがあり、小姓たちはその上に聖杯を置く。 全員が持ち場につき、あたりが静まり返ると、アンフォルタスの長椅子の後ろにある覆われたくぼみから、老ティトゥレルの声が墓の中から話すように響いてくる。) ティトゥレル アンフォルタス、勤めの用意はできたか? (長い沈黙) 今日もまたグラールを仰ぎ見て、命を長らえられるかな? (長い沈黙) それとも救い主に見放されて死なねばならぬのかな? アンフォルタス (絶望の発作に見舞われて半分体を起こし) つらい!ああ、耐えられない! お父さん、頼むから、 もう一度務めを果たしてくれよ! 父さんは生きて、私を死なせてくれ! ティトゥレル わしは神のお恵みで墓の中で生かされているが、 グラールに仕えるにはもう弱り果てておる。 おまえが仕えて罪を償うのじゃ! グラールの覆いを取れ! アンフォルタス (小姓たちの前に立ちはだかって) いやだ!開けないでおいてくれ!ああ! 誰も、誰一人私の苦しみをわかってくれない! 他人がうっとりする間、こっちはつらくてならないのに! この傷がどれほど痛もうとまだましだ。 務めを果たさなくてはならない 地獄のような苦しみに比べれば何でもない! この一族に生まれなければよかったのに。 皆の中でただ一人罪人である私が、 至上の聖域を養い、 清らかな者たちに祝福を願うとは! 何とひどい罰!処罰以外の何物でもない! みじめにも汚されてしまった慈愛の国! その国へ行き、そこで清めのあいさつを 受けられたらいいのに。 心から悔い改めるから、 あの国へたどり着かせてほしい。 その時が近づく・・・。 一筋の光があの聖杯に落ち、 覆いは取り払われる。 (こわばった眼差しで) 聖杯に満ちる神々しい液体が まぶしいほどの光を発して燃えだす。 聖なる喜びの痛みに襲われ、 高貴な血潮の泉が 自分の心に流れ込んでくるように思われる。 すると、罪にまみれた私の血が 狂ったように流れだし、 私は再び引き戻されてしまうのだ。 罪にあふれた世界に飛び出していきたい。 ためらいながらもはっきりそう感じる。 新たに門を突き抜け、 そこからあの方と同じ傷を通して 流れだしていく。 救世主を傷つけた同じ槍が 私をも傷つけた。 あの方は血の涙を流し、 人間の恥のために神々しく悩んだあげく、 共に悩みたいと願われた。 同じ傷を得た私はといえば、聖なる地位で 神々しきものの守り手になり、 救いの癒やし手となりながら、 罪の血が熱心に流れつづける。 憧れの気持ちは日増しに強くなるばかりだ。 懺悔してみても、ぜったいに癒されはしない! 頼むから!少しは憐れんでくれ! 慈悲深い神様!どうかお憐れみを! この地位から下ろしてください。 この傷を閉ざして、 幸せに死なせてください。 あなたのもとで清められるように! (気を失ったように後ろに倒れる。) 少年たちと青年たち (高みから、姿は見えず) 「共感によって知を得る 清らかな愚か者。 私が選び出す その男を待て。」 騎士たち (小声で) そうお告げがあったでしょう。 それを慰めにして、 今日は務めを行ってください! ティトゥレル グラールを開け! (アンフォルタスは疲れ切ったようにゆっくりと立ち上がる。小姓たちは黄金色の入れ物からアンティークなクリスタルの杯を取り出し、それに被せられているヴェールも取り去って、アンフォルタスの前に置く。) 高みからの声 私の体を取れ。 私の血を取れ。 我らの愛のために。 (アンフォルタスが聖杯の前にひざまずき、無言で敬虔な祈りを捧げるうちに、広間はだんだん闇が濃くなり、しまいには真っ暗になる。) 高みからの少年の声 我が血を飲め、 我が体を食せよ、 いつまでも我を忘れるな。 (一条の光がまぶしいほどに輝きながら、天井から聖杯に注がれる。聖杯は次第に紫色の光を放ち始め、すべてのものを優しく照らし出す。アンフォルタスは浄化されたような表情で、グラールを高々と持ち上げ、パンとワインに祝福を授けるため、そっとすべての方向に振る。全員ひざまずく。) ティトゥレル おお、聖なる太陽じゃ。 今日も神のあいさつが受けられたぞ! (アンフォルタスがグラールを下ろすと、深い闇は徐々に明けていき、聖杯は光を失う。小姓たちはふたたび聖杯を元のようにしまい、覆いをかける。最初の頃のように昼の光が差し込んでくる。四人の小姓たちは続く歌の間に、二つずつある籠と壺の中からワインとパンを取りだす。) 少年の声 (高みから) かつて最後の晩餐で、ワインとパンを グラールの主は変えられた、 愛の共感から、 ワインを血に、 そしてパンを肉体に。 (四人の小姓は聖杯をしまいこむと、先ほどアンフォルタスが聖杯を振って祝福を与えた二つのワイン壺と二つのパン籠を祭壇のテーブルから運び出し、パンを騎士たちに配り、彼らの杯にワインをなみなみと注ぐ。 騎士たちは食卓に着き、グルネマンツは自分の隣の席を開けておいて、パルジファルに聖餐に加わるように手招きする。しかし、パルジファルは無言のままこわばったように脇に立ったまま動かない。) 青年たち (丸天井の真ん中から) 血と肉体は聖なる贈り物。 愛の精神が至上の慰めとして、 それらを今日、 あなたがたが飲むワインへと、 あなたがたが食するパンへと変えられる。 騎士たち (半数の人々) パンを取れ。 それは勇敢に 肉体に力と強さを与える。 死にいたるまで忠実に、 疲れることなく、 聖域の務めを果たそう! (第二の半数) ワインを取れ。 それは新たに 人生の喜びに燃え、 喜ばしい同盟をもたらして、 兄弟の絆を結ぶ。 幸せな勇気もて戦おう! 騎士たち全員 信じる者は幸いかな。 愛に幸あれ! (騎士たちは立ち上がり、両方から歩み寄り、続く間に厳粛な抱擁を交わし合う。) 青年たち (丸天井の高み、中央から) 愛よ、幸せなるかな! 少年たち (丸天井の最も高いところから) 信じる者は幸せなり! (アンフォルタスは愛餐には加わらず、ただ感動を込めて見守っていたが、今や次第にまた沈んだ様子になってくる。彼はうなだれてしまい、手を傷に当てる。小姓たちが駆け寄り、彼らの様子からアンフォルタスの傷からまた出血したことが分かる。小姓たちは介抱してやり、再び輿に乗せて、 周りが出発の準備をするうちに来た時と同じように列を組み、アンフォルタスと聖杯を携えて、去っていく。騎士たちもやはり厳粛に列を組み、ゆっくりと広間を後にする。弱い太陽の光が差し込んでくる。小姓たちは足を速めて広間を横切っていく。最後まで残っていた騎士や小姓もいなくなった。扉はすべて閉められる。パルジファルはアンフォルタスの激しい嘆きを聞いている時、いきなり自分の心臓に手をやり、しばらく震えながらそのままの恰好だった。今も彼は依然として身動きもしないまま立ち尽くしている。グルネマンツがいらいらと寄ってきて、パルジファルの腕を揺さぶる。) グルネマンツ 何だってまだ突っ立ってるんだ? 何を見たかわかってるんだろうな? (パルジファルは震えながら心臓に手をやり、わずかに頭を振る。) グルネマンツ (ひどく腹を立て) 結局、おまえはただのばか者なのか! (脇にある細い扉を開け) さあ、出て行け。自分の道を行け! だが、グルネマンツからひと言言っておこう。 この先白鳥には手を出すな。 おまえにふさわしい雌ガチョウでも見つけろ! (彼はパルジファルを外に放り出し、不満そうにドアをバタンと閉じる。彼が騎士たちの後を追う間、最後のフェルマータで幕が下りる。) あるアルトの声 (高みから) 「共感によって知を得る 清らかな愚か者」・・・。 丸天井中央からの声 信じる者は幸いかな! 丸天井の高みからの声 信じる者は幸いかな! Vorspiel ERSTER AUFZUG Im Gebiet des Grales. – Wald, schattig und ernst, doch nicht düster. Eine Lichtung in der Mitte. Links aufsteigend wird der Weg zur Gralsburg angenommen. Der Mitte des Hintergrundes zu senkt sich der Boden zu einem tiefer gelegenen Waldsee hinab. – Tagesanbruch. – Gurnemanz (rüstig greisenhaft) und zwei Knappen (von zartem Jünglingsalter) sind schlafend unter einem Baume gelagert. – Von der linken Seite, wie von der Gralsburg her, ertönt der feierliche Morgenweckruf der Posaunen GURNEMANZ erwachend und die Knaben rüttelnd He! Ho! Waldhüter ihr, – Schlafhüter mitsammen, – so wacht doch mindest am Morgen. Die beiden Knappen springen auf Hört ihr den Ruf? Nun danket Gott, dass ihr berufen, ihn zu hören! Er senkt sich mit den Knappen auf die Knie und verrichtet mit ihnen gemeinschaftlich stumm das Morgengebet; sobald die Posaunen schweigen, erheben sie sich langsam Jetzt auf, ihr Knaben! Seht nach dem Bad. Zeit ist s, des Königs dort zu harren. Er blickt nach links in die Szene Dem Siechbett, das ihn trägt, voraus seh ich die Boten schon uns nahn. Zwei Ritter treten, von der Burg her, auf Heil euch! – Wie geht s Amfortas heut? Wohl früh verlangt er nach dem Bade das Heilkraut, das Gawan mit List und Kühnheit ihm gewann, ich wähne, dass das Lind rung schuf? ZWEITER RITTER Das wähnest du, der doch Alles weiss? Ihm kehrten sehrender nur die Schmerzen bald zurück – schlaflos von starken Bresten, befahl er eifrig uns das Bad. GURNEMANZ das Haupt traurig senkend Toren wir, auf Lind rung da zu hoffen, wo einzig Heilung lindert! – Nach allen Kräutern, allen Tränken forscht und jagt weit durch die Welt – ihm hilft nur Eines, – nur der Eine! ZWEITER RITTER So nenn uns den! GURNEMANZ ausweichend Sorgt für das Bad! Die beiden Knappen haben sich dem Hintergrunde zugewendet und blicken nach rechts ZWEITER KNAPPE Seht dort die wilde Reiterin! ERSTER KNAPPE Hei! Wie fliegen der Teufelsmähre die Mähnen! ZWEITER RITTER Ha! Kundry dort? ERSTER RITTER Die bringt wohl wicht ge Kunde? ZWEITER KNAPPE Die Mähre taumelt. ERSTER KNAPPE Flog sie durch die Luft? ZWEITER KNAPPE Jetzt kriecht sie am Boden hin. ERSTER KNAPPE Mit den Mähnen fegt sie das Moos. Alle blicken lebhaft nach der rechten Seite. ZWEITER RITTER Da schwingt sich die Wilde herab! Kundry stürzt hastig, fast taumelnd, herein. Wilde Kleidung, hoch geschürzt; Gürtel von Schlangenhäuten lang herabhängend schwarzes, in losen Zöpfen flatterndes Haar; tief braunrötliche Gesichtsfarbe; stechende schwarze Augen, zuweilen wild aufblitzend, öfters wie todesstarr und unbeweglich. – Sie eilt auf Gurnemanz zu und dringt ihm ein kleines Kristallgefäss auf KUNDRY Hier? Nimm du! – Balsam… GURNEMANZ Woher brachtest du dies? KUNDRY Von weiter her, als du denken kannst hilft der Balsam nicht, Arabia birgt dann nichts mehr zu seinem Heil. – Frag nicht weiter! – Ich bin müde. Sie wirft sich an den Boden. Ein Zug von Knappen und Rittern, die Sänfte tragend und geleitend, in welcher Amfortas ausgestreckt liegt, gelangt – von links her – auf die Bühne. – Gurnemanz hat sich, von Kundry ab, sogleich den Ankommenden zugewendet GURNEMANZ Er naht – sie bringen ihn getragen. – O weh! Wie trag ich s im Gemüte, in seiner Mannheit stolzer Blüte des siegreichsten Geschlechtes Herrn als seines Siechtums Knecht zu sehn! zu den Knappen Behutsam! Hört, der König stöhnt. Die Knappen halten an und stellen das Siechbett nieder AMFORTAS der sich ein wenig erhoben Recht so! Habt Dank! – Ein wenig Rast. Nach wilder Schmerzensnacht – nun Waldes Morgenpracht! Im heil gen See wohl labt mich auch die Welle es staunt das Weh, die Schmerzensnacht wird helle. Gawan! ZWEITER RITTER Herr! Gawan weilte nicht; da seines Heilkrauts Kraft, wie schwer er s auch errungen, doch deine Hoffnung trog, hat er auf neue Sucht sich fortgeschwungen. AMFORTAS Ohn Urlaub! – Möge das er sühnen, dass schlecht er Grals-Gebote hält! O wehe ihm, dem trotzig Kühnen, wenn er in Klingsors Schlingen fällt! – So breche Keiner mir den Frieden! Ich harre des, der mir beschieden »durch Mitleid wissend« – war s nicht so? – GURNEMANZ Uns sagtest du es so. AMFORTAS – »der reine Tor –« Mich dünkt ihn zu erkennen dürft ich den Tod ihn nennen! GURNEMANZ indem er Amfortas das Fläschchen Kundrys überreicht Doch zuvor – versuch es noch mit diesem! AMFORTAS Woher dies heimliche Gefäss? GURNEMANZ Dir ward es aus Arabia hergeführt. AMFORTAS Und wer gewann es? GURNEMANZ Dort liegt s, das wilde Weib. Auf, Kundry! Komm! Kundry weigert sich und bleibt am Boden AMFORTAS Du – Kundry? Muss ich dir nochmals danken, du rastlos scheue Magd? Wohlan, den Balsam nun versuch ich noch es sei aus Dank für deine Treue. KUNDRY unruhig und heftig am Boden sich bewegend Nicht Dank! – Ha ha! – was wird er helfen! Nicht Dank! Fort, fort – in s Bad! Amfortas gibt das Zeichen zum Aufbruch; der Zug entfernt sich nach dem tieferen Hintergrunde zu. – Gurnemanz, schwermütig nachblickend, und Kundry, fortwährend auf dem Boden gelagert, sind zurückgeblieben. – Knappen gehen ab und zu DRITTER KNAPPE He! Du da! Was liegst du dort wie ein wildes Tier? KUNDRY Sind die Tiere hier nicht heilig? DRITTER KNAPPE Ja –! Doch ob heilig du, das wissen wir grad noch nicht. VIERTER KNAPPE Mit ihrem Zaubersaft – wähn ich – wird sie den Meister vollends verderben. GURNEMANZ Hm! Schuf sie euch Schaden je? – Wann Alles ratlos steht, wie kämpfenden Brüdern in fernste Länder Kunde sei zu entsenden, und kaum ihr nur wisst wohin, – wer, ehe ihr euch nur besinnt, stürmt und fliegt dahin und zurück, der Botschaft pflegend mit Treu und Glück? Ihr nährt sie nicht, – sie naht euch nie, nichts hat sie mit euch gemein doch, wann s in Gefahr der Hilfe gilt, der Eifer führt sie schier durch die Luft, die nie euch dann zum Danke ruft. Ich wähne, ist dies Schaden, so tät er euch gut geraten. DRITTER KNAPPE Doch hasst sie uns; sieh nur, wie hämisch dort nach uns sie blickt! VIERTER KNAPPE Eine Heidin ist s, ein Zauberweib. GURNEMANZ Ja, eine Verwünschte mag sie sein. Hier lebt sie heut, vielleicht erneut, zu büssen Schuld aus früh rem Leben, die dorten ihr noch nicht vergeben. Übt sie nun Buss in solchen Taten, die uns Ritterschaft zum Heil geraten, gut tut sie dann und recht sicherlich, dienet uns – und hilft auch sich. DRITTER KNAPPE So ist s wohl auch jen ihre Schuld, die uns so manche Not gebracht? GURNEMANZ sich besinnend Ja, – wann oft lange sie uns ferne blieb, dann brach ein Unglück wohl herein. Und lang schon kenn ich sie; doch Titurel kennt sie noch länger. Der fand, als er die Burg dort baute, sie schlafend hier im Waldgestrüpp – erstarrt, leblos, wie tot. So fand ich selbst sie letztlich wieder, als uns das Unheil kaum geschehn, das jener Böse über den Bergen so schmählich über uns gebracht. zu Kundry He! Du! Hör mich und sag wo schweiftest damals du umher, als unser Herr den Speer verlor? Kundry schweigt düster Warum halfst du uns damals nicht? KUNDRY Ich helfe nie. VIERTER KNAPPE Sie sagt s da selbst. DRITTER KNAPPE Ist sie so treu, so kühn in Wehr, so sende sie nach dem verlor nen Speer! GURNEMANZ düster Das ist ein And res, jedem ist s verwehrt. – mit grosser Ergriffenheit Oh, wundenwundervoller, heiliger Speer! Dich sah ich schwingen von unheiligster Hand! in Erinnerung sich verlierend Mit ihm bewehrt, Amfortas, Allzukühner, wer mochte dir es wehren den Zaub rer zu beheeren? Schon nah dem Schloss – wird uns der Held entrückt ein furchtbar schönes Weib hat ihn entzückt; in seinen Armen liegt er trunken, der Speer – ist ihm entsunken. Ein Todesschrei! – Ich stürm herbei von dannen Klingsor lachend schwand den heil gen Speer hat er entwandt. Des Königs Flucht gab kämpfend ich Geleite; doch – eine Wunde brannt ihm in der Seite, die Wunde ist s, die nie sich schliessen will. – Der erste und zweite Knappe kommen vom See her zurück DRITTER KNAPPE zu Gurnemanz So kanntest du Klingsor? GURNEMANZ zu den zurückkommenden beiden Knappen Wie geht s dem König? ERSTER KNAPPE Ihn frischt das Bad. ZWEITER KNAPPE Dem Balsam wich das Weh. GURNEMANZ für sich Die Wunde ist s, die nie sich schliessen will! – Der dritte und der vierte Knappe hatten sich zuletzt schon zu Gurnemanz Füssen niedergesetzt; die beiden anderen gesellen sich jetzt in gleicher Weise zu ihnen unter dem grossen Baum DRITTER KNAPPE Doch, Väterchen, sag und lehr uns fein du kanntest Klingsor, – wie mag das sein? GURNEMANZ Titurel, der fromme Held, der kannt ihn wohl. Denn ihm, da wilder Feinde List und Macht des reinen Glaubens Reich bedrohten, ihm neigten sich, in heilig ernster Nacht, dereinst des Heilands selige Boten daraus er trank beim letzten Liebesmahle, das Weihgefäss, die heilig edle Schale, darein am Kreuz sein göttlich Blut auch floss, dazu den Lanzenspeer, der dies vergoss, – der Zeugengüter höchstes Wundergut, das gaben sie in unsres Königs Hut. Dem Heiltum baute er das Heiligtum. Die seinem Dienst ihr zugesindet auf Pfaden, die kein Sünder findet, – ihr wisst, dass nur dem Reinen vergönnt ist sich zu einen den Brüdern, die zu höchsten Rettungswerken des Grales Wunderkräfte stärken. – Drum blieb es dem, nach dem ihr fragt, verwehrt, Klingsorn – wie hart ihn Müh auch drob beschwert. Jenseits im Tale war er eingesiedelt; darüber hin liegt üpp ges Heidenland – unkund blieb mir, was dorten er gesündigt; doch wollt er büssen nun, ja – heilig werden. Ohnmächtig, in sich selbst die Sünde zu ertöten, an sich legt er die Frevlerhand, die nun, dem Grale zugewandt, verachtungsvoll des Hüter von sich stiess. Darob die Wut nun Klingsorn unterwies, wie seines schmähl chen Opfers Tat ihm gäb zu bösem Zauber Rat – den fand er nun. Die Wüste schuf er sich zum Wonnegarten; drin wachsen teuflisch holde Frauen, dort will des Grales Ritter er erwarten zu böser Lust und Höllengrauen wen er verlockt, hat er erworben, schon Viele hat er uns verdorben. – Da Titurel, in hohen Alters Mühen, dem Sohn die Herrschaft hier verliehen, Amfortas liess es da nicht ruhn der Zauberplag Einhalt zu tun. Das wisst ihr, wie es da sich fand der Speer ist nun in Klingsors Hand; kann er selbst Heilige mit ihm verwunden, den Gral auch wähnt er fest schon uns entwunden! Kundry hat sich, in wütender Unruhe, oft heftig umgewendet VIERTER KNAPPE Vor Allem nun, der Speer kehr uns zurück! DRITTER KNAPPE Ha! wer ihn brächt, ihm wär s zu Ruhm und Glück? GURNEMANZ nach einem Schweigen Vor dem verwaisten Heiligtum in brünst gem Beten lag Amfortas, ein Rettungszeichen bang erflehend – ein sel ger Schimmer da entfloss dem Grale; ein heilig Traumgesicht nun deutlich zu ihm spricht durch hell erschauter Wortezeichen Male »durch Mitleid wissend, der reine Tor, harre sein, den ich erkor!« DIE VIER KNAPPEN »Durch Mitleid wissend, der reine Tor –« Vom See her vernimmt man Geschrei und das Rufen der Ritter und Knappen. – Gurnemanz und die vier Knappen fahren auf und wenden sich erschreckt um RITTER UND KNAPPEN Weh! Weh! – Hoho! Auf! – Wer ist der Frevler? GURNEMANZ Was gibt s? Ein wilder Schwan flattert matten Fluges vom See daher die Knappen und Ritter folgen ihm nach auf die Szene VIERTER KNAPPE Dort! DRITTER KNAPPE Hier! ZWEITER KNAPPE Ein Schwan! VIERTER KNAPPE Ein wilder Schwan! ALLE RITTER UND KNAPPEN Er ist verwundet. Ha, wehe! Weh! GURNEMANZ Wer schoss den Schwan? Der Schwan sinkt, nach mühsamem Fluge, matt zu Boden; der zweite Ritter zieht ihm den Pfeil aus der Brust ERSTER RITTER Der König grüsste ihn als gutes Zeichen, als überm See kreiste der Schwan da flog ein Pfeil… KNAPPEN UND RITTER Parsifal hereinführend Der war s! Der schoss! auf Parsifals Bogen weisend Dies der Bogen! ZWEITER RITTER den Pfeil aufweisend Hier der Pfeil, dem seinen gleich. GURNEMANZ Bist du s, der diesen Schwan erlegte? PARSIFAL Gewiss! Im Fluge treff ich, was fliegt! GURNEMANZ Du tatest das? Und bangt es dich nicht vor der Tat? DIE KNAPPEN UND RITTER Strafe den Frevler! GURNEMANZ Unerhörtes Werk! – Du konntest morden, – hier, im heil gen Walde, des stiller Frieden dich umfing? Des Haines Tiere nahten dir nicht zahm? Grüssten dich freundlich und fromm? Aus den Zweigen was sangen die Vöglein dir? Was tat dir der treue Schwan? Sein Weibchen zu suchen flog der auf, mit ihm zu kreisen über dem See, den so er herrlich weihte zum Bad. – Dem stauntest du nicht?… Dich lockt es nur zu wild kindischem Bogengeschoss? Er war uns hold was ist er nun dir? Hier, – schau her! – hier trafst du ihn; – da starrt noch das Blut, matt hängen die Flügel; – das Schneegefieder dunkel befleckt? Gebrochen das Aug – siehst du den Blick? Parsifal hat Gurnemanz mit wachsender Ergriffenheit zugehört jetzt zerbricht er seinen Bogen und schleudert die Pfeile von sich Wirst deiner Sündentat du inne? Parsifal führt die Hand über die Augen Sag, Knab – erkennst du deine grosse Schuld? Wie konntest du sie begehn? PARSIFAL Ich wusste sie nicht. GURNEMANZ Wo bist du her? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Wer ist dein Vater? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Wer sandte dich dieses Weges? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Dein Name denn? PARSIFAL Ich hatte viele, doch weiss ich ihrer keinen mehr. GURNEMANZ Das weisst du Alles nicht? für sich So dumm wie den erfand bisher ich Kundry nur! zu den Knappen, deren sich immer mehre versammelt haben Jetzt geht! Versäumt den König im Bade nicht! – Helft! – Die Knappen heben den toten Schwan ehrerbietig auf eine Bahre von frischen Zweigen, und entfernen sich mit ihm dann nach dem See zu. – Schliesslich bleiben Gurnemanz, Parsifal und – abseits – Kundry allein zurück GURNEMANZ wendet sich wieder zu Parsifal Nun sag nichts weisst du, was ich dich frage; jetzt meld, was du weisst; denn etwas musst du doch wissen. PARSIFAL Ich hab eine Mutter; Herzeleide sie heisst. Im Wald und auf wilder Aue waren wir heim. GURNEMANZ Wer gab dir den Bogen? PARSIFAL Den schuf ich mir selbst vom Forst die wilden Adler zu verscheuchen. GURNEMANZ Doch adelig scheinst du selbst und hochgeboren warum nicht liess deine Mutter bessere Waffen dich lehren? Parsifal schweigt KUNDRY welche während der Erzählung des Gurnemanz von Amfortas Schicksal oft in wütender Unruhe heftig sich umgewendet hatte, nun aber, immer in der Waldecke gelagert, den Blick scharf auf Parsifal gerichtet hat, ruft jetzt, da Parsifal schweigt, mit rauher Stimme daher Den Vaterlosen gebar die Mutter, als im Kampf erschlagen Gamuret; vor gleichem frühem Heldentod den Sohn zu wahren, waffenfremd in Öden erzog sie ihn zum Toren – die Törin! Sie lacht PARSIFAL der mit jäher Aufmerksamkeit zugehört Ja! Und einst am Waldessaume vorbei, auf schönen Tieren sitzend, kamen glänzende Männer; ihnen wollt ich gleichen sie lachten und jagten davon. Nun lief ich nach, doch konnte sie nicht erreichen. – Durch Wildnisse kam ich, bergauf, talab; oft ward es Nacht, dann wieder Tag mein Bogen musste mir frommen gegen Wild und grosse Männer… KUNDRY hat sich erhoben und ist zu den Männern getreten; eifrig Ja! Schächer und Riesen traf seine Kraft; den freislichen Knaben fürchten sie Alle. PARSIFAL verwundert Wer fürchtet mich? Sag! KUNDRY Die Bösen. PARSIFAL Die mich bedrohten, waren sie bös? Gurnemanz lacht Wer ist gut? GURNEMANZ wieder ernst Deine Mutter, – der du entlaufen, und die um dich sich nun härmt und grämt. KUNDRY Zu End ihr Gram seine Mutter ist tot. PARSIFAL in furchtbarem Schrecken Tot? Meine Mutter? – Wer sagt s? KUNDRY Ich ritt vorbei, und sah sie sterben – dich Toren hiess sie mich grüssen. Parsifal springt wütend auf Kundry zu und fasst sie bei der Kehle. – Gurnemanz hält ihn zurück GURNEMANZ Verrückter Knabe! Wieder Gewalt? Nachdem Gurnemanz Kundry befreit, steht Parsifal lange wie erstarrt Was tat dir das Weib? Es sagte wahr, denn nie lügt Kundry – doch sah sie viel. PARSIFAL gerät in ein heftiges Zittern Ich verschmachte!… Kundry ist sogleich, als sie Parsifals Zustand gewahrte, nach einem Waldquell geeilt, bringt jetzt Wasser in einem Horne, besprengt damit zunächst Parsifal, und reicht ihm dann zu trinken GURNEMANZ So recht! So nach des Grales Gnade das Böse bannt, wer s mit Gutem vergilt. KUNDRY düster Nie tu ich Gutes – Sie wendet sich traurig ab, und während Gurnemanz sich väterlich um Parsifal bemüht, schleppt sie sich, von Beiden unbeachtet, einem Waldgebüsche zu nur Ruhe will ich, nur Ruhe – ach! – der Müden. Schlafen! – Oh, dass mich keiner wecke! scheu auffahrend Nein! – Nicht schlafen! – Grausen fasst mich! Sie verfällt in heftiges Zittern; dann lässt sie die Arme matt sinken Machtlose Wehr! Die Zeit ist da. Schlafen – schlafen – ich muss! – Sie sinkt hinter dem Gebüsch zusammen und bleibt von jetzt an unbemerkt. – Vom See her gewahrt man Bewegung und endlich den im Hintergrunde sich heimwendenden Zug der Ritter und Knappen mit der Sänfte GURNEMANZ Vom Bade kehrt der König heim; hoch steht die Sonne nun lass zum frommen Mahle mich dich geleiten; denn bist du rein, wird nun der Gral dich tränken und speisen. Gurnemanz hat Parsifals Arm sich sanft um den Nacken gelegt, und dessen Leib mit seinem eigenen Arme umschlungen; so geleitet er ihn bei sehr allmählichem Schreiten. – Hier hat die unmerkliche Verwandelung der Bühne bereits begonnen PARSIFAL Wer ist der Gral? GURNEMANZ Das sagt sich nicht; doch, bist du selbst zu ihm erkoren, bleibt dir die Kunde unverloren. Und sieh! – Mich dünkt, dass ich dich recht erkannt kein Weg führt zu ihm durch das Land, und Niemand könnte ihn beschreiten, den er nicht selber möcht geleiten. PARSIFAL Ich schreite kaum, doch wähn ich mich schon weit. GURNEMANZ Du siehst, mein Sohn, zum Raum wird hier die Zeit. Allmählich, während Gurnemanz und Parsifal zu schreiten scheinen, hat sich die Szene bereits immer merklicher verwandelt; es verschwindet so der Wald, und in Felsenwänden öffnet sich ein Torweg, welcher die Beiden jetzt einschliesst GURNEMANZ Jetzt achte wohl, und lass mich sehn bist du ein Tor und rein, welch Wissen dir auch mag beschieden sein. – Durch aufsteigende gemauerte Gänge führend, hat die Szene sich vollständig verwandelt Gurnemanz und Parsifal treten jetzt in den mächtigen Saal der Gralsburg ein. – Szene Säulenhalle mit Kuppelgewölbe, den Speiseraum überdeckend. Auf beiden Seiten des Hintergrundes werden die Türen geöffnet von rechts schreiten die Ritter des Grales herein und reihen sich um die Speisetafeln DIE GRALSRITTER Zum letzten Liebesmahle. gerüstet Tag für Tag, Ein Zug von Knappen durchschreitet schnelleren Schrittes die Szene nach hinten zu gleich ob zum letzten Male es heut ihn letzen mag. Ein zweiter Zug von Knappen durchschreitet die Halle Wer guter Tat sich freut ihm sei das Mahl erneut der Labung darf er nahn, die hehrste Gab empfahn. Die versammelten Ritter stellen sich an den Speisetafeln auf Stimmen der Jünglinge aus der mittleren Höhe der Kuppel vernehmbar Den sündigen Welten mit tausend Schmerzen wie einst sein Blut geflossen, dem Erlösungs-Helden sei nun mit freudigem Herzen mein Blut vergossen. Der Leib, den er zur Sühn uns bot, er leb in uns durch seinen Tod. KNABENSTIMMEN aus der äussersten Höhe der Kuppel Der Glaube lebt; die Taube schwebt, des Heilands holder Bote. Der für euch fliesst, des Weins geniesst, und nehmt vom Lebensbrode! Während des Gesanges wird von Knappen und dienenden Brüdern durch die entgegengesetzte Türe Amfortas auf einer Sänfte hereingetragen vor ihm schreiten die vier Knappen, welche den verhängten Schrein des Grales tragen. Dieser Zug begibt sich nach der Mitte des Hintergrundes, wo ein erhöhtes Ruhebett aufgerichtet steht, auf welches Amfortas von der Sänfte herab niedergelassen wird; hiervor steht ein länglicher Steintisch, auf welchen die Knaben den verhängten Gralsschrein hinstellen. – Nachdem alle ihre Stelle eingenommen und ein allgemeiner Stillstand eingetreten war, vernimmt man, vom tiefsten Hintergrunde her, aus einer gewölbten Nische hinter dem Ruhebette des Amfortas, die Stimme des alten Titurel wie aus einem Grabe heraufdringen TITUREL Mein Sohn Amfortas, bist du am Amt? langes Schweigen Soll ich den Gral heut noch erschaun und leben? langes Schweigen Muss ich sterben, vom Retter ungeleitet? AMFORTAS im Ausbruche qualvoller Verzweiflung sich halb aufrichtend Wehe! Wehe mir der Qual! Mein Vater, oh! noch einmal verrichte du das Amt! Lebe, leb – und lass mich sterben. TITUREL Im Grabe leb ich durch des Heilands Huld zu schwach doch bin ich, ihm zu dienen. Du büss im Dienste deine Schuld! Enthüllet den Gral! AMFORTAS gegen die Knaben sich erhebend Nein! Lasst ihn unenthüllt! – Oh! dass keiner, keiner diese Qual ermisst, die mir der Anblick weckt, der euch entzückt! Was ist die Wunde, ihrer Schmerzen Wut, gegen die Not, die Höllenpein, zu diesem Amt – verdammt zu sein! Wehvolles Erbe, dem ich verfallen, ich – einz ger Sünder unter Allen – des höchsten Heiligtums zu pflegen, auf Reine herabzuflehen seinen Segen! – Oh, Strafe! Strafe ohne Gleichen des, ach! – gekränkten Gnadenreichen! – Nach ihm, nach seinem Weihegrusse muss sehnlich mich s verlangen; aus tiefster Seele Heilesbusse zu ihm muss ich gelangen. Die Stunde naht – ein Lichtstrahl senkt sich auf das heilige Werk – die Hülle fällt. vor sich hinstarrend Des Weihgefässes göttlicher Gehalt erglüht mit leuchtender Gewalt; durchzückt von seligsten Genusses Schmerz, des heiligsten Blutes Quell fühl ich sich giessen in mein Herz des eig nen sündigen Blutes Gewell in wahnsinniger Flucht muss mir zurück dann fliessen, in die Welt der Sündensucht mit wilder Scheu sich ergiessen; von neuem sprengt es das Tor, daraus es nun strömt hervor, hier durch die Wunde, der Seinen gleich, geschlagen von desselben Speeres Streich, der dort dem Erlöser die Wunde stach, aus der, mit blutigen Tränen, der Göttliche weint ob der Menschheit Schmach in Mitleids heiligem Sehnen, und aus der nun mir, an heiligster Stelle, dem Pfleger göttlichster Güter, des Erlösungs-Balsams Hüter – das heisse Sündenblut entquillt, ewig erneut aus des Sehnens Quelle, das – ach! – keine Büssung je mir stillt! – Erbarmen! Erbarmen! Du Allerbarmer! Ach, Erbarmen! Nimm mir mein Erbe. schliesse die Wunde, dass heilig ich sterbe, rein dir gesunde! Er sinkt wie bewusstlos zurück KNABEN UND JÜNGLINGE aus der Höhe, unsichtbar »Durch Mitleid wissend, der reine Tor, harre sein, den ich erkor!« DIE RITTER leise So ward es dir verhiessen harre getrost, des Amtes walte heut! TITUREL Enthüllet den Gral! Amfortas erhebt sich langsam und mühevoll. Die Knaben nehmen die Decke vom goldenen Schreine, entnehmen ihm eine antike Kristallschale, von welcher sie ebenfalls eine Verhüllung hinwegnehmen, und setzen diese vor Amfortas hin STIMMEN AUS DER HÖHE Nehmet hin meinen Leib, nehmet hin mein Blut um unsrer Liebe Willen! Während Amfortas andachtvoll in stummem Gebete zu dem Kelche sich neigt, verbreitet sich eine immer dichtere Dämmerung über die Halle. – Eintritt vollster Dunkelheit KNABEN AUS DER HÖHE Nehmet hin mein Blut, nehmet hin meinen Leib, auf dass ihr mein gedenkt. Ein blendender Lichtstrahl dringt von oben auf die Kristallschale herab; diese erglüht sodann immer stärker in leuchtender Purpurfarbe, alles sanft bestrahlend. Amfortas, mit verklärter Miene, erhebt den »Gral« hoch und schwenkt ihn sanft nach allen Seiten, worauf er damit Brot und Wein segnet. Alles ist auf den Knien TITUREL Oh, heilige Wonne, wie hell grüsst uns heute der Herr! Amfortas setzt den »Gral« wieder nieder, welcher nun, während die tiefe Dämmerung wieder entweicht, immer mehr erblasst hierauf schliessen die Knaben das Gefäss wieder in den Schrein und bedecken diesen wie zuvor. – Die frühere Tageshelle tritt wieder ein. Die vier Knaben verteilen während des Folgenden aus den zwei Krügen und Körben Wein und Brot KNABENSTIMMEN aus der Höhe Wein und Brod des letzten Mahles wandelt einst der Herr des Grales durch des Mitleids Liebesmacht in das Blut, das er vergoss in den Leib, den dar er bracht. – Die vier Knaben, nachdem sie den Schrein verschlossen, nehmen nun die zwei Weinkrüge sowie die zwei Brodkörbe, welche Amfortas zuvor, durch das Schwenken des Grals-Kelches über sie, gesegnet hatte, von dem Altartische, verteilen das Brod an die Ritter und füllen die vor ihnen stehenden Becher mit Wein. Die Ritter lassen sich zum Mahle nieder, so auch Gurnemanz, welcher einen Platz neben sich leer hält und Parsifal durch ein Zeichen zur Teilnehmung am Mahle einlädt Parsifal bleibt aber starr und stumm, wie gänzlich entrückt, zur Seite stehen JÜNGLINGE aus der mittleren Höhe der Kuppel Blut und Leib der heil gen Gabe wandelt heut zu eurer Labe sel ger Tröstung Liebesgeist in den Wein, der euch nun floss, in das Brod, das heut ihr speist. DIE RITTER erste Hälfte Nehmet vom Brod, wandelt es kühn in Leibes Kraft und Stärke, treu bis zum Tod, fest jedem Müh n, zu wirken des Heilands Werke! zweite Hälfte Nehmet vom Wein, wandelt ihn neu zu Lebens feurigem Blute, froh im Verein, Brudergetreu zu kämpfen mit seligem Mute! ALLE RITTER Selig im Glauben! Selig in Liebe! Die Ritter haben sich erhoben und schreiten von beiden Seiten auf sich zu, um während des Folgenden sich feierlich zu umarmen JÜNGLINGE mittlere Höhe der Kuppel Selig in Liebe! KNABEN volle Höhe der Kuppel Selig im Glauben! Während des Mahles, an welchem er nicht teilnahm, ist Amfortas aus seiner begeisterungsvollen Erhebung allmählich wieder herabgesunken er neigt das Haupt und hält die Hand auf die Wunde. Die Knaben nähern sich ihm; ihre Bewegungen deuten auf das erneute Bluten der Wunde sie pflegen Amfortas, geleiten ihn wieder auf die Sänfte, und, während alle sich zum Aufbruch rüsten, tragen sie, in der Ordnung wie sie kamen, Amfortas und den heiligen Schrein wieder von dannen. Die Ritter ordnen sich ebenfalls wieder zum feierlichen Zuge und verlassen langsam den Saal. – Verminderte Tageshelle tritt ein. – Knappen ziehen wieder in schnellerem Schritte durch die Halle. – Die letzten Ritter und Knappen haben den Saal verlassen die Türen werden geschlossen. – Parsifal hatte bei dem vorangehenden stärksten Klagerufe des Amfortas eine heftige Bewegung nach dem Herzen gemacht, welches er krampfhaft eine Zeitlang gefasst hielt; jetzt steht er noch, wie erstarrt, regungslos da. – Gurnemanz tritt missmutig an Parsifal heran und rüttelt ihn am Arme GURNEMANZ Was stehst du noch da? Weisst du, was du sahst? Parsifal fasst sich krampfhaft am Herzen – und schüttelt dann ein wenig mit dem Haupte GURNEMANZ sehr ärgerlich Du bist doch eben nur ein Tor! Er öffnet eine schmale Seitentüre Dort hinaus, deinem Wege zu! Doch rät dir Gurnemanz lass du hier künftig die Schwäne in Ruh, und suche dir Gänser die Gans! Er stösst Parsifal hinaus und schlägt, mürrisch, hinter ihm die Türe stark zu. Während er dann de Rittern folgt, schliesst sich, auf dem letzten Takte mit der Fermate, der Vorhang EINE ALTSTIMME aus der Höhe »Durch Mitleid wissend, der reine Tor…« MITTLERE HÖHE Selig im Glauben! AUS DER HÖCHSTEN HÖHE Selig im Glauben! All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Parsifal+/II
https://w.atwiki.jp/irregularmetre/
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
https://w.atwiki.jp/changiintro/pages/178.html
9藁人形 (きゅうわらにんぎょう) コテ名の由来または愛称やキャッチコピーなど 1.横文字の名前がイイかな~とNine Dollarsなるコテを名乗る 2.運用&VIPコテのフジコマンコがダラーとドールを変読みして 9人形と言い出す 3.じゃそれでってことで9人形に名前変更 4.それを見た なまあし が9藁人形と言い出す 5.じゃそれでってことで トリップ ◆9SCDCO6SOQ 別コテ Nine Dollars ◆9xwyxxxzcc 本人より一言 僕、頭が異常に良いです プロフィール 【性別】男 【所在】関東近辺 【生誕】冬場 【人種】大日本人 【性格】見るもの聞くもの全てが気に入らない 【趣味】権力に立ち向かう 【好物】手羽先 【口癖】ですね 【特徴】頭が良い 【経歴】ニュースカテ全般 【板歴】1年前 【降臨】主に夜 【所属】特に無し 関連スレッド ■自己紹介板 ニュース速報+板に帰ります 2ちゃんねる運用情報 in life92 ↑じゃNine Dollars ◆9xwyxxxzccを主コテにすれば良いと思う人もいるかも知れませんがコテの由来を書いているうちにこっちの9藁人形の方が話しになるのかなーと 自己紹介板での交友関係 皆無 夢・独り言板での交友関係 皆無 夢・独り言板@wiki モチモチどきどき 参照 関連リンク まきひとwiki トップページ 制作者まきひとの主観による固定ハンドル名簿です m9(。・д・。)っ 信じるか信じないかは あなた次第! まきひとwikiについて まきひとwikiでのネタで納得いかない部分の汚名返上コーナー あくまでもコテさん自身の名誉を挽回するモノです まきひと及び まきひとwikiに対しての中傷は、おやめ下さい 外部リンク HPなど このページの編集担当:[[]] 何か問題など御座いましたら、コテさん ご本人ではなく編集担当者まで お知らせ下さい 【トップページ】
https://w.atwiki.jp/vocaloidenglishlyric/pages/595.html
【Tags Kurage-P Miku tB tT O】 Original Music title おわりのはじまり English music title The Beginning of the End Romaji music title Owari no Hajimari Music Lyrics written, Voice edited by くらげP (Kurage-P) Music arranged by くらげP (Kurage-P) Singer(s) 初音ミク (Hatsune Miku) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by vgboy / vgperson): In the evening, I have a run-in with tedium Sometimes, the crowd swallows me up Yesterday, today, my senses are dim Well... Tenderness, adoration, belovedness; When I saw they came in the same measure as loneliness, That was the beginning of the end to my first love So... Farewell, farewell, I have to tell it to you now Farewell, farewell; we'll come face-to-face with our tears And when I let go of my last finger from yours, I'll say my farewell to you... In the morning, the rain was coming and going, And I lazily watched the clouds go by Soon the rain ended, and I headed for the station Our connections, our wants, our laughing together; When I went back to my regular self, That was the beginning of the end for you and I So... Farewell, farewell, though there's so much being left behind Farewell, farewell; I won't wipe away my streaming tears If where we're headed at this rate is so unclear, I'll say my farewell to you... In just 15 minutes, The train will be here, To go somewhere far away... Farewell, farewell, I see you off as you grow small Farewell, farewell; and I suppose I'll have to start walking soon In some tomorrow yet to come, I hope we'll meet each other with smiles, So I said my farewell to you... Romaji lyrics (transliterated by vgboy / vgperson): Yuugure tsuredzure surechigatte Hitogomi tokidoki nomikomare Kinou kyou moumou to shita ishiki Sou da Yasashisa aishisa koishisa wa Samishisa to onajisa kidzuitara Hitotsu no koi no owari no hajimari Saa Sayonara, sayonara. Ima kimi ni chanto tsutaeyou Sayonara, sayonara. Naki kao mo chanto miseaou Tsunaida yubisaki saigo no ippon hodoketara Kimi to sayonara o shiyou Asa wa barabara ame ga futte Boku mo utouto kumo nagaretetta Yagate ame yameba eki made mukau Tsunagari hoshigari waraiai Shouki ni modotte shimatta toki Boku to kimi no owari no hajimari Saa Sayonara, sayonara. Yarinokoshita koto mo aru kedo Sayonara, sayonara. Koboreru namida wa nuguenai Kono mama futari ga aimai ni natte shimau nara Kimi to sayonara o shiyou Ato juu-go-bun de Densha wa touchaku suru yo Wakare no basho e Sayonara, sayonara. Chiisa na senaka o miokutte Sayonara, sayonara. Sorosoro boku mo arukidasu yo Itsuka no ashita ni waratte mata deaitai kara Kimi to sayonara o shita yo [Kurage-P, KurageP]
https://w.atwiki.jp/irissetlist/pages/19.html
i☆Ris 7th Anniversary Live ~七福万来~ 2019年11月24日(日) パシフィコ横浜国立大ホール 01 Ready Smile!! 02 FANTASTIC ILLUSION 03 幻想曲WONDERLAND 04 DIVE TO LIVE 05 ドリームパレード 06 徒太陽 07 §Rainbow 08 Changing point 09 泡沫の光 10 Defy the fate 11 Endless Notes 12 YuRuYuRuハッピーデイズ 13 鉄腕ガール 14 アルティメット☆MAGIC 15 Make it! 16 ミラクル☆パラダイス En1 Color En2 Thank you forever! En3 Happy New World☆ 6thアニバラ 8thアニバラ【昼・夜】 Anniversary Live